クリスマスに大きく相場が動いてますね。24日の米国株式市場は暴落してダウ平均が650ドル安、25日の日経平均も20000円を割り込んで、ドル円もついに110円割ってしまいました(※証券会社によっては110円手前で戻してます))。
しかしEAにとってはこの円高トレンドの動きは悪くないようです。12月初旬に大きなドローダウンを起こしたEAもありましたが、後半になってから好調のEAも多いですし、来年もこのトレンドが続けばさらにEA向きの相場になってくるかもしれません。
そしてトレンド相場といえば大きく利益を狙えるのがスイングタイプのEA。
ということで同タイプのEAを無料EAの中から探してみたところ、TRADERS-proのこちらのEAが目に留まりました。
EA名称:Ichimoku_kun_USDJPY
通貨ペア:USDJPY
時間足:M15
最大ポジション数:1
取引スタイル:デイトレード・スイングトレード
ロジック等(以下TRADERS-proのEA紹介ページより転載):
一目均衡表を利用し、トレンド転換点を察知して押し目買い/戻り売りでトレードを行います。40pips程度利益が出た時点からトレーリングストップで追いかけます。
【バックテスト条件】
ヒストリカルデータ入手先:FXDD
バックテスト期間:2005年1月1日~2018年11月30日
ロット:0.1ロット固定
スプレッド:10(1pips)
パラメータ設定:変更なし
年によってバラつきはありますが、2005年以外は全て年単位でプラスとなっています。
詳細をエクイティチャート(クリックで拡大)で見ると、2005年~2006年にかけて1年以上の停滞・ドローダウン期間となっています。こういう時は稼働を停止しないと損失が拡大してしまいますね。
しかしその後はアップダウンしながらもほぼ右肩上がりとなっていますし、特に2013年以降は安定した成績です。
勝率が50%超えて損小利大となっていて40pipsに達したらトレーリングをかけてくれるということですので、ある程度利が乗ったら逆行しても安心して見ていられますし、大きく利益を狙っていけます。
パラメータ設定もロットとマジックと最大スプレッドの3つしかありませんし、初心者にも扱いやすそうなEAです。
ロスカットはほとんどが内部ロジックで行われるということですが、注意点としては最大ロスカット幅がpips単位でパラメータ設定するのではなく、「最大ロスカット幅は2%です(ドル円100円でロングした場合、98円でロスカット)」となっている点。
資金の2%なのか値幅が2%なのかよくわからなかったのですが、例を見る限り値幅が2%動いたとき最大ロスカットということのようですので、200pipsほど最大損失は見ておいた方が良いと思います(実際バックテストの最大損失も約205ドルです)。
ただ一目均衡表を利用したスイングタイプのEAというのは時々見かけますが、無料でこのタイプのEAを利用できるとなるとそう多くないと思いますし、ドル円のスイングタイプのEAをお探しの方には面白いEAかもしれませんね。
※このEAの利用は無料ですがTRADERS-proの会員登録が必要です。