今回は異国のVictoryについてレビューしたいと思います。
このEAはこれまでインジケーターやサインツールを開発してこられた異国の戦士さんが開発したサインツール、「異国のサインVセット」のロジックをEA化したものということです。
フォワードが好調で、記事を書いている段階でGogoJungleの売れ筋ランキングで2位となっています。
【フォワード成績】
【基本データ】
EA名称 |
異国のVictory |
通貨ペア | USDJPY・EURUSD・EURJPY・GBPUSD・GBPJPY・AUDUSD・AUDJPY |
取引スタイル | スキャルピング・デイトレード・スイングトレード |
最大ポジション数 | 3×7通貨ペア |
使用時間足 | M5 |
最大SL | 50 |
最大TP | 10 |
【ロジック等】※GogoJungleの商品紹介ページから引用
自然界の法則を取り入れた王道のトレンドフォロー型のロジック
異国のVictoryは裁量でも使える手法を元にEA化しておりますので、裁量トレードのように無理がなく「異国のサインVセット」としてインジケーター化しても裁量で取引も出来るので、非常に硬いロジックです! 裁量トレードでもダウ理論などを用いて優位性のあるトレンドに沿ったエントリーを探すのは王道です。 「異国のVictory」では王道の裁量トレードの様にトレンドに沿ったエントリーをするトレンドフォロー型になっております。 また、エントリーポイントは強いトレンドが発生しているときに発生する「押し目」を狙います。 また、トレンド判断に使うロジックには自然界に存在する法則を取り入れています。 (自然界に存在する法則は色々な分野でその効果を発揮します。ご存知の通りFXではフィボナッチが使われています。)
利益確定ロジック
利益確定ロジックにはロジック内部でトレール計算が行われ利益を確定いたしますので、固定の利益確定PIPSは設けていませんが、利益確定はだいたい10PIPS前後で行われることが多いです。
損切りロジック
損切りは50PIPSに設定してありますが、損切りのロジックも実装していますので相場が想定外の動きをすると損切りのロジックが働き、以下の様に可能な限り損が少ない押し目に当たる箇所で損切りを狙います。
【バックテスト】※7通貨ペア合成
このEAは7通貨ペアで運用可能ということで、価格の割にお得感がありますね。
しかし1通貨ペアあたりの価格が安いからと言って、それぞれの通貨ペアでのEAの成績は決して悪いわけではなく、全ての通貨ペアで13年間のバックテストで右肩上がり、いずれもPFは1.3以上となっています(しかも「全ティック」でテストするとさら成績はよくなるかもしれないとのことです)。
さらに7通貨ペアでのバックテストの合成数値を見ると、最大ドローダウンはそれぞれの通貨ペアの合計値から大幅に下がってリスクリターン率もかなり大きくなっていますので、7通貨ペアで運用することによるポートフォリオのリスク分散効果は大ですね。
なのでこのEAを稼働させる場合は、是非7通貨ペアでポートフォリオを組んで動かしたいところです。
それにしてもサインツールをEA化した場合は上手くいかないことも多いと聞きますが、このEAに関してはそれは当てはまらないようですね。
もともとのサインツールのロジックが余程しっかりしたものなんでしょう。
と思ってこのEAの元となっている「異国のサインVセット」の説明を読んでいたら、こんな記述がありました。
試行錯誤を幾度となく繰り返しましたが、トレンド判断に使う複数のインジケーターに自然界に存在する法則を参考にしてロジックに取り入れたところ、不思議にもトレンド判定精度が劇的に上がり「異国のサインV」が完成しました。 (自然界に存在する法則は色々な分野でその効果を発揮します。ご存知の通りFXではフィボナッチが使われています。)
フィボナッチに関係した数値がインジケーター内のロジックに使われているんでしょうか!?
そんなトレンド判定精度の高いロジックがEA化されているということで、EAのエントリーも精度の高いものになりそうですね。
ということでこのEA、長期的にもかなりの結果を残していきそうな予感がします。
今後のフォワードの推移にも注目していきたいEAです。
異国のVictory
異国の戦士のEA!7通貨ペアで使用可能になりました!長期運用出来る優れたEA!13年間以上のバックテストでも全通貨ペアで優秀な成績!