「気になるEAチェック」ですが、今回はリアルタイムで好調なEAの中から以下の個性的な3本を選んでみました。
このEAは以前当ブログの記事でも取り上げた海外EAで、WallStreetForexRobot 2.0 Evolutionを販売しているFXautomaterのEAになります。
Twitterでフォワードを公開されている方がいてなかなか調子良さそうだったので、販社が公開中の最新のリアルフォワード(Myfxbook)を見てみました。
ちなみにこのEAは4通貨ペア(USD/JPY・EUR/USD・GBP/USD・USD/CHF)が推奨になっているようですが、上の成績はポンドルとドル円の2通貨ペアのみの成績です。
通貨ペア別には下記のようになっていることからも、特にポンドルが好調のようです。
24時間タイプのスキャルピングでロジックも3つからなっていまして、10ヶ月ほどの期間に2通貨ペアで1448回というトレード数の多さが目を引きます。
そのためpipsを積み重ねていくスピードも相当なもので、ここでまで2通貨ペアで2000pipsを超えています。
ですので、朝スキャだけではトレードが少ないと感じている方や、24時間タイプのトレード数の多いスキャルピングEAが欲しいという方にはピッタリかもしれません。
平均のリスクとリワード比率は2:1程度でそこまでコツコツドカンではないですが、12月にはポンドルで大きめのドローダウンを起こしています。
ちなみに販社側ではフォワードのスタート時期を4月からにずらして公開中ですが、Custom Analysisで以前の期間も含めると御覧のように3月はマイナスとなっています。
こんな姑息なことやったらかえって信用なくすのにと思ってしまいましたが、まあいじりたくなる気持ちはわかりますw。
【2020】
【2019】
こちらのEAは、15分足のポンドル専用スキャルピングEAです。
昨年10月からデモフォワードが始まっていますが、12月まで3ヶ月連続勝利中で、1月も既に200pipsを上げています。
最大3ポジの24時間タイプということでトレード頻度も多く、バックテストおよびフォワードを見る限りほぼ毎日取引をするようです。
ロジックは、トレンド方向への押し目買い、戻り売りということですが、トレンド判定に「2つの指標の方向性が合致するタイミングで仕掛ける様に設計」されており、リスクを避けるため、「暴騰・暴落時には仕掛けを発生しにくい調整」がなされているとのことです。
なおロジックについては解説書が同梱されているということで、EAのロジックを知った上で使いたいという方、ブラックボックスなのは嫌だという方には親切な対応ではないかと思います。
現在相場に合っているようで絶好調ですが、バックテストとの比較ではフォワードの成績がかなり上回っていますので、落ち着くまでもう少しフォワードの推移を見てみたいところです。
【2020】
【2019】
最後の3本目ですが、これかなり注目のEAとなってくるかもしれません。
このEAは15分足AUDNZD専用でショートのみを行うEAです。
エントリー時間がMT4時間の18時~22時頃ということですので、日本時間の深夜から早朝にかけてエントリーするタイプのようです。
フォワードの成績で凄いのが、5か月弱で既に収益率が200%近くに達していること。
比較的必要証拠金が少なくて済むAUDNZDの短期間のフォワードとは言え、あっさりとこれだけの収益率を達成しているのはポテンシャルの高さを感じさせます。
10年超のバックテスト(※デフォの3ポジでのテスト)でも勝率6割を超えつつ平均のリスク:リワードが1:2以上という驚異的な損小利大の成績になっており、PFはなんと4を超えていて、リスクリターン率もバックテスト期間を超える約17となっています。
注目のロジックですが、以下GogoJungleの商品紹介ページから引用です。
下降トレンド、もしくはレンジと判断した場合に戻り売りを狙います。 細かく利確していきます。
ポジションを保有したのち、逆行したら最大で2回ナンピンをします。 含み損が-5pipsで1ポジション追加、-15pipsでもう1ポジション追加します。 トータルでプラスに転じた時点ですぐさま手仕舞いします。
ということでEAが下げトレンドかレンジと判定したらショートを行います。
ナンピンしますが最初のポジションから比較的浅いところで2ポジまでということで、リスクは通常の3ポジEAとそう変わりなさそうです。
気になる場合は固定1ポジ指定でナンピンしない設定にもできます。
AUDNZDのEAと言えば昨年はProspect_FX_AUDNZDが大活躍でしたが、このEAも直近数年の相場にフィットしているようですし、それ以上の大活躍を期待したくなってくるEAです。