EA運用、今年は厳しかった!?
2023年も残すところあとわずか。
ということで今年の個人的なEA運用を振り返ってみると、昨年大活躍のドル円の定刻(アノマリー)系のEAが1月~3月に崩れ、スキャルでも、デイトレスイング系のEAでも年間を通じて勝てたというEAはかなり少なく、2021年、2022年に比べるとかなり苦戦した一年でした。
当ブログのEA評価ランキングでも、ナンピンマーチン系のEAばかりがランクインしていた印象があり、ナンピンマーチン系ばかり浮上してくるということは、EA界全体としてもテクニカルやアノマリーに依存したEAはやはり全体的に苦戦したということかもしれません。
ただそんな中でも非ナンピンマーチン系で年間を通じて、しかもリアル口座でも活躍したEAも勿論ありました。
今回はそんなリアル口座でも年間を通じて好調だったEAを二つご紹介したいと思います。
Atlas_FX_EABANK
まず最初はAtlas_FX_EABANK。
EA-BANKでも利益ランキングで常に上位にいるEAですね。
個人的なリアル口座での運用結果は12月後半の段階で以下のようになってます。
毎月何百pipsも獲得するEAではありませんが、ここまで今年一年間で480.8pipsを獲得し、PFは2.19を記録しています。
早朝エントリーする最大1ポジのEURUSDのスキャル、デイトレタイプですが、同タイプのEAで年間でこれだけ安定して勝てたEAには今年は他に出会えず、貴重な戦力となってくれたEAでした。
なお無料で利用可能なEA-BANK版以外に、有料ですが通貨ペア制限が解除され、複利機能やタイムフィルター設定などが可能なLET’S REAL版「【Atlas(pro)】EURUSD M5 」もあります。
⇒【Atlas(pro)】EURUSD M5(LET’S REAL(有料)版)の詳細はこちら
THE_AUDCAD_typeB_M5_V1_EB
今年リアル口座でも好調だったEAの二つ目は、同じくEA-BANK版となりますが、THE_AUDCAD_typeB_M5_V1_EB。
珍しいAUDCADのデイトレスイングタイプのEAとして、こちらも貴重な戦力となってくれました。
御覧のように6月~7月にドローダウンがありましたが、それ以外は全てプラスで、ドローダウン後も順調に回復して最高益を更新しています。
私がこのEAの運用を開始したのは22年11月頃からですが、デモフォワードでは22年5月以降ぐらいから好調が続いており、EA-BANK版、GogoJungle版、いずれも急激な右肩上がりで最高益を更新し続けている状態です。
いつまでこの状態を保てるかは分かりませんが、来年も活躍して欲しいEAの一つです。
⇒「THE AUDCAD」タイプB(GogoJungle(有料)版)の詳細はこちら
その他でまとまった利益を出したEA
以上がほぼ今年年間を通じて好調だったEAです。
二つという数についてはまあ例年こんなもんかなとも思うんですが、多ポジ系のEA含め自分の運用EAでは1000pips獲得できたEAというのは今年は出なさそうで、そこは寂しいところです。
ただ好不調はありつつも、ある程度まとまった利益を出せたままで終われそうなEAをいくつか挙げておくと、以下のような感じです。
・アノマリーマスター
・七色USDJPY
・AUDNZD Otaku
・Good Morning Light AUDJPY
・Japan Express
・Lys Blanc CHFJPY EB
・Monstera_AUDJPY_EB
・Mirai_GBPJPY2
・TK-EX USDJPY
このうちLys Blanc CHFJPY EBは最大6ポジの多ポジということもありますが、12月に1000pips近いドローダウンが発生するまでは1500pips近くプラスでした。
あと七色USDJPYは後半活躍していて、ここまで600pips以上を獲得してます。
ちなみにアノマリーマスター以外は、全てEA-BANKのEAで、EA-BANKのおかげで優秀なEAを入れ替えながら使っていけるのが大きいですね。
最後にオリジナルEAにも触れたいところですが、今年は全く駄目でした・・・。
が、10月以降に公開したBBBreakerシリーズはユーロ円版、ポンド円版が好調ですので、来年もこのままいければいいなというところです。
ということで、以上今年リアル口座でも活躍できたEAをご紹介しました。
ただ今年勝ったからと言って、来年勝てるとは限らないのが、EA運用の難しいところ。
来年はまたEAが大活躍できる相場となってほしいところですね(毎年年末に言ってる・・)。