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年間平均2000pips越え!直近3年間の「通常EA」での運用成績をまとめてみた!

直近3年間の自作EA以外の“本気”の運用成績を知りたい!

当ブログでは現在、毎月オリジナルEAとそれ以外のEAに分けて、リアル口座での運用成績(獲得pips)を公開しています。

ただ、以前はオリジナルEAもそれ以外のEAもごっちゃにして成績を公開していました。

そもそも公開用に最小ロットで運用しているオリジナルEAの運用成績と自分のEA運用のノウハウを駆使して“本気で”運用しているそれ以外のEAの成績とは運用のコンセプトが違いますし、実際EAトレーダーとしてどの程度実績を挙げているか正確なところを知りたいと思っていました。

そんな訳で、今回直近3年のオリジナルEA以外のEA運用成績を集計してみました。

なお今回成績を集計するにあたり、獲得pipsレベルで評価するのが難しいナンピンマーチン系のEAと、1EAでも合計pipsへの影響の大きい多ポジEA(4ポジ以上のEA)については集計から省いています。

ちなみに過去多ポジEAも色々なEAを運用してきましたが、今現在は最大ポジション数1~3程度の複数のEAについて、ロットをほぼ同じ程度に合わせて運用していくのが今の自分の運用スタイルとなってます。

多ポジEAはどうしてもロットを少なくせざるを得ず、管理も面倒なので、一部例外はあるものの基本的にポートフォリオに加えない方針です。

それから当記事では「通常EA」という言葉を使ってますが、これは「ナンピンマーチン系のEA」「多ポジEA」以外のEAという意味です。

 

2021年運用成績の振り返り

2021年は大勝ちした月も大負けした月あまりなく、ムラは少なかったんですが、通常EAのトータルでの獲得pipsは1358.7pipsで、直近3年間では最小でした。この年運用EAの中で好調だったのはProfit Capture Plan-B(EA-BANK)の905.8pips、Legato USDJPYの464.0pips等で、スキャルや定刻トレードのEAもプラスが多かったです。

獲得pips
1 209.00
2 56.30
3 ▲ 316.80
4 152.60
5 ▲ 74.70
6 ▲ 90.20
7 426.50
8 174.50
9 ▲ 107.20
10 323.60
11 768.80
12 ▲ 164.60
合計 1357.80

 

2022年運用成績の振り返り

2022年は直近3年ではEA運用が最も好調だった年で、通常EAの年間獲得pipsは3000pipsを越えました。特に定刻トレード(アノマリー)系のEAが好調で、年間トータルでアノマリーマスターが1118.0pips、Tokyo Fixing USDJPY jeが782.4pips、Capricorn USDJPY(EA-BANK)が581.6pipsを獲得しています。

またこの年から入替ながらメインで使っていく無料EAをEA-BANKのEAのみに絞り、好調のEAをどんどん投入していく今の運用スタイルとなってます。

 月 獲得pips
1 289.70
2 ▲ 22.60
3 470.30
4 ▲ 735.50
5 464.30
6 340.90
7 134.60
8 431.40
9 160.40
10 700.50
11 1017.80
12 ▲ 110.10
合計 3141.70

 

2023年運用成績の振り返り

2023年は非常に苦戦した印象だったんですが、多ポジEAとナンピンEAを除いて集計かけたら、通常EAだけで1500pips以上獲れてました。

ただ1000pips近くマイナスになった月が3回あり、月ごとの振れ幅が大きかったです。これに多ポジEAも加えて集計して大きくマイナスとなった月もあったため、余計に苦戦したという印象が強くなっていたのだと思います。

2023年に活躍して大きい利益を上げたEAとしては、THE_AUDCAD_typeB_M5_V1_EB(EA-BANK)の866.2pips、Mirai_GBPJPY2の852.1pips(同)などで、スイング系のEAが強かったですね。

通常
1 278.30
2 ▲ 938.50
3 1649.90
4 160.20
5 ▲ 907.30
6 346.30
7 ▲ 376.90
8 120.20
9 ▲ 964.50
10 484.90
11 959.80
12 723.70
合計 1536.10

 

3年間の月次平均と年度別比較

以上の直近3年間の運用成績の月次平均を算出したらこんな感じになりました。

 月 平均
1 259.00
2 ▲ 301.60
3 601.13
4 ▲ 140.90
5 ▲ 172.57
6 199.00
7 61.40
8 242.03
9 ▲ 303.77
10 503.00
11 915.47
12 149.67
合計 2011.87

 

以下は上記の平均値と年度別の月次獲得pipsをグラフ化したものです。

 

集計期間が短いのと運用EAも異なっていますし、一般的傾向として語れないのは勿論、個人的にもこれだけで月別での傾向みたいものは語れないのかもしれませんが、10月~11月は全ての年でプラスですし、直近3年で言えば年の後半の方がいい感じの運用になっているのがわかりますね。

要注意月は前半だと2月、4月、5月、後半だと9月あたりでしょうか。逆に言うと、これらの月がプラスになれば年間運用でもプラスにできる可能性が高くなるかもしれません。

年度別での運用を比較してみると、振れ幅の小さい2021年の運用の方がそれの大きい2023年の運用より望ましい運用なのかもしれませんが、いずれの年でも1000pips越え、年平均2000pips以上獲れたのは上出来だと思います。

 

まとめ

ということで、直近3年間の“本気”運用のEAの成績を見える化してみましたが、いかがだったでしょうか?

個人的には自分なりのEAの選択および運用ノウハウが近年は上手くいってると感じてたので、ある程度それが数字として裏付けられたので、集計してみて良かったなと思いました。

なお最大4ポジ以上の多ポジEAとナンピンEAの獲得pipsにも触れておくと、以下のようになってます。

多ポジ ナンピン
2021 ▲ 1014.50 1336.00
2022 1712.80 858.60
2023 ▲ 110.00 620.40
合計 588.3 2815.00
平均 196.10 938.33

 

多ポジEAもナンピンEAも3年間トータルおよび平均では一応プラスです。

ただ多ポジEAだと1000pips以上のマイナスの年もあり、運用EA数は少ないものの、通常EAと同じロットで回してたら年間の損益にも大きな影響を与えてしまってますね。

結局多ポジEAはロットを下げて回すしかないんですが、通常EAといちいちロットを変えながら運用するのは面倒なので、多ポジEAはよほど優秀なEA以外は基本使わないことにしてます。

あとナンピンに関しては今は専用口座で1EAだけで稼働することにしてて、ロットの管理方法も通常EAとは違うやり方にしてます。

 

最後に、今回自分なりのノウハウで運用してきたEAがしっかり年間でプラスの成績になったのが確かめられましたので、今年こそはこのノウハウをどこかでまとめてみたいです。

EAの選択方法に関してはメルマガでも公開してますが、ロット管理なども含めていずれより詳しいものを公開できたらなと思います。

 

 

 

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