7つの逆張りロジックを搭載したドル円のデイトレ、スキャルピングEAです。
複数ロジックを搭載したEAは多くありますが、このEAは少し他とは違うようです。
どこが違うのかというと、「このEAの最大の特徴は7つの逆張りロジックを搭載し、それぞれの手法に対して重要度を指定することで、様々な相場に対応できる変幻自在なトレードが可能となる点です」とあるように、設定で各ロジックごとに「重要度」を数値で設定でき、優先的にトレードするロジックを選択できるところです。
もう一つのユニークな特徴としては、「ロジック毎にロング優勢なのかショート優勢なのかを点数化し、総合評価値がプラス域でロング、マイナス域でショートを持つように設計しました」とあるように、ロジックごとに今の相場がロング向きかショート向きかを点数化し、30以上でロングエントリー、30以下でショートエントリーと判断します。
トータルスコアがマイナス30以下でショートエントリー
トータルスコアが30以上でロングエントリー
最大ポジション数は3なので、「重要度」の指定に加え、この点数化の条件を満たしたロジックが優先的にポジションを保有するようです(ロジックごとのエントリー時間の条件もあり)。
こちらは7つのロジック、販売ページではさらに詳しいロジックごとの説明もあります。
■搭載ロジック
No.1.RangeRange// サーバー時間の7:00から17:59にエントリー
No.2.PriceActionInsideBar// サーバー時間問わず24時間いつでもエントリー
No.3.IchimokuSignalTrade// サーバー時間の18:00から翌5:59までエントリー
No.4.BollingerBand// サーバー時間の22:00から翌0:59までエントリー
No.5.PriceActionTrading// サーバー時間の18:00から翌1:59までエントリー
No.6.MorningReversal// サーバー時間の22:00から翌2:59までエントリー
No.7.TokyoTrend// 日本時間の朝7:00~17:59にエントリー
7つのロジックに共通するのは「逆張り」というところですが、デフォルトの「重要度」設定では、「RangeRange」「PriceActionTrading」「MorningReversal」が「10」、その他のロジックは「1」となっています。
これまでマルチロジックを自動で切り替えるEAはありましたが、このEAは「重要度」の設定を自分でやるということで、裁量的な要素も必要になってきます。
その意味では上級者用のEAということかもしれませんが、今のところデモフォワード(おそらくデフォルト設定)は順調なスタートとなっており、相場に合っているようです。
なお同じ開発者の順張りメインの7つのロジックを搭載したSeven ElementsというEAもありますが、こちらも順調です。