2024年8月のEA評価ランキング(総合)を公開しました。
順位 | 変動 | 前回 | EA名称 | 長期(全期間) | 短期(6ヶ月) | ||||
収益率 | PF | RF | 収益率 | PF | RF | ||||
1 | ↑ | 2 | nk-1 | 136.64% | 1.48 | 4.51 | 99.46% | 2.69 | 5.64 |
2 | ⇧ | 24 | 何事も負けるが勝ち [ドル円版] | 195.85% | 1.71 | 9.47 | 35.92% | 2.06 | 2.89 |
3 | ↑ | 6 | 貯金箱 USDJPY | 171.63% | 3.41 | 4.46 | 41.92% | ― | 1.69 |
4 | ↑ | 5 | Force_Mechanism_EA | 114.35% | 3.30 | 4.73 | 28.54% | 3.09 | 3.12 |
5 | ⇧ | ― | WAVE For USDJPY | 64.26% | 2.01 | 10.83 | 24.11% | 2.45 | 4.06 |
6 | ↑ | 10 | 七色USDJPY | 162.74% | 1.45 | 4.30 | 40.95% | 2.07 | 6.60 |
7 | ↓ | 1 | 「THE AUDCAD」タイプB | 265.62% | 2.00 | 7.96 | 16.97% | 3.33 | 2.03 |
8 | ― | 8 | Be Wave 4 -EURJPY M5- | 125.11% | 2.17 | 4.75 | 16.36% | 2.96 | 4.11 |
9 | ↓ | 3 | APATHY For USDJPY Lite | 64.16% | 1.38 | 13.09 | 22.35% | 2.66 | 5.57 |
10 | ⇧ | 35 | 超インジロボ☆グレートコンバッタM | 61.49% | 3.72 | 8.53 | 4.95% | 5.55 | 4.50 |
※上表は総合評価ランキングのダイジェスト版になります。
※2024年8月4日時点でのGogoJungle提供のデモ口座フォワードデータをもとに集計しています。
※評価方法等詳細は「【毎月更新】EA評価ランキング」のページをご確認ください。
8月のEA評価ランキングは、「THE AUDCAD」タイプBが1位から7位となり、前回2位だったnk-1が1位となっています。
ただ「THE AUDCAD」タイプBについては好調だった1月の成績が短期評価の対象から外れたことが1位陥落の原因で、6月、7月とプラスですので調子は悪くないです。
またnk-1は買いのみのドル円EAということで、円高に転換した時にどうなるかが気になっていましたが、案の定7月は‐157pipとなっていて、今回の1位というのも2月~6月の好調さによる結果ですので、今後も円高方向へのトレンドが継続するとなると苦しくなってくるかもしれません。
円高トレンドでの苦戦というと、今回は8月5日が集計期間に入らず8位にランクインしていますが、8月早々の大幅な円高ショックで、ナンピンEAのBe Wave 4 -EURJPY M5-が10ポジション一括の合計8000pipsを超える巨大な損切が発生しているほか、 貯金箱 USDJPYも複数ポジションで大きめの含み損を抱えた状態が続いてます。
2位に急上昇で再ランクインしてきた何事も負けるが勝ち [ドル円版]ですが、勝率10パーセント台、平均利益:平均損失がほぼ9:1、しかもトレードしない月もあるというEAなんですが、トータルでの収益率は150%を超えていますし、優秀な成績を残しています。個人的にはポートフォリオに加えてみたいEAですね。
同じくドル円EAでも全くタイプが異なるのが新規でランクインしたWAVE For USDJPYと、同じ開発者による類似のEA・APATHY For USDJPY Lite。いずれも1分足を使用し、決済までの時間が1分程度という超短期決戦型のEAなんですが、それゆえにスプレッドやストップレベルなどの条件に制約されそうですので、運用には業者や口座の選択が重要になりそうです。
10位には超インジロボ☆グレートコンバッタMが再ランクインしています。複数の比較的マイナーなインジケーターにボリバンを組み合わせ、ナンピンも1回だけという特徴的なEAです。月ごとのトレード回数にむらがあるものの、デモフォワードでは高PF、高RFを維持しています。22通貨ペアに対応しているので、1EAでポートフォリオが組めそうです。
ということで、いきなり株価大暴落で円高スタートとなった8月ですが、その後かなり戻してきてます。
今後は米国のリセッションがどの程度意識されて9月に確実視されつつある利下げ幅の見通しがどうなるか、あとは中東情勢なんかも影響してくるんでしょうか。
米大統領選に向けた動きも本格化してきますし、まだまだ市場のボラティリティが大きい状態が続いていきそうですが、EA運用に有利に働いてほしいところです。