はじめに
今回は今年2月から私のリアル口座で運用中で、既に約1000pipsを獲得しているEA-BANKの買いオンリーのEA・ganbatteikimassyoiの変動スプレッドによるバックテストをやってみました。
買いのみの好調スイングEAということで、ある程度直近相場には強いと思われますが、果たして過去も含めたバックテストの成績はどうなんでしょう?
ちなみにこれまでバックテストにはAlpariのMT4を使ってましたが、PC壊れてなぜかAlpariにログインできなくなったので、最近はAXIORYのMT4に切り替えてやるようになりました(今回のバックテストもAXIORYのMT4を使ってます)。
バックテスト条件
| 期間 | 2003.08.08 - 2024.06.28 |
| 通貨ペア | EURJPY |
| スプレッド | 変動スプレッド |
| ヒストリカルデータ | デューカスコピー |
| 口座 | USD |
| ロット | 0.1ロット |
| TDS設定 | ※GMTオフセット+2 DST(夏時間)アメリカ |
バックテスト結果
| 取引回数 | 1666回 |
| 純益 | 8619.40ドル |
| 最大ドローダウン | 1023.45ドル(7.36%) |
| 勝率 | 27.79% |
| PF(プロフィットファクター) | 1.39 |
| RF(リカバリーファクター) | 13.23 |
感想
うーん、これはもう予想通りって感じですね(笑)。
2024年はまだ途中ですが、今年含め直近3年が突出した成績で、グラフも急激な右肩上がりになってます。
しかし2021年以前は年次の損益が1000ドル未満の年がほとんどで、アベノミクスによる金融緩和が本格化した2013年はさすがに1000ドル超えてますが、その後はそこまで年次で大きい利益になっていません。
改めてユーロ円の月次チャートを見ると、2020年中旬ぐらいまでは、ここ10年でけっこうダウントレンドの時期もあるので、それがいまいち勝てていない理由でしょうか。
となると今後ドル安円高方向にトレンドが切り替わっていくとすれば、苦戦することが予想されます。
本EAに限らずですが、ドル円クロス円の買いオンリーのEAに関しては直近で調子が良くても稼働オフのタイミングを常に考えておく必要がありそうですね。