はじめに
「TitanFXでコピートレードはできる?」
「コピートレードの始め方が分からない」
「EAとどっちがいいの?」
TitanFXでは、専用アプリ「Titan FX Social」を使ったコピートレードが提供されています。
引用:TitanFX公式サイトより(以下同)
この記事では、
・TitanFXのコピートレードの仕組み
・始め方(具体的手順)
・手数料の仕組み
・メリット・デメリット
・シグナル選びのコツ
・向いている人・向いていない人
を実践目線で詳しく解説します。
※TitanFXでコピートレードを始めたい方は、まず口座開設が必要です。
TitanFXのコピートレードとは?
コピートレードとは、他のトレーダー(ストラテジープロバイダー)の取引を自分の口座に自動反映させる仕組みです。
TitanFXのコピートレードについても、基本的に通常のコピートレードと同じ仕組みとなっています。
基本的な仕組み
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プロバイダー(配信者)が取引
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フォロワーがコピー設定
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同じエントリー・決済が自動実行
MT4/MT5口座と連携し、専用アプリのTitan FX Social (タイタンFXソーシャル)で管理します。
このTitan FX Socialですが、キプロスや英国に拠点を置くフィンテック企業であるペリカントレーディング(Pelican Trading)社が提供する専用アプリです。
TitanFXユーザーがTitanFXでコピートレードをしたいという場合は、口座開設後にiphoneやipad、Androidにこの専用アプリをインストールしてスタートすることになります。
TitanFXコピートレードの主な特徴
詳細は後述しますが、主な特徴としては、次のようなものが挙げられます。
・専用アプリ(Titan FX Social)で完結
・ リアルタイム成績表示
・各種シグナルのランキングを表示
・取引サイズや最大ドローダウンの設定が可能
・ 成功報酬型手数料
・ MT4/MT5口座に対応
・ ECN環境の低スプレッドを利用可能(※Zeroブレード口座の場合)
「ソーシャルトレード」で世界中のトレーダーと情報共有も!
TitanFXコピートレードの更なる特徴として挙げられるのが「ソーシャルトレード」です。
Titan FX Socialには、取引のアイデアやテクニカル設定を共有したり、リアルタイムで他のトレーダーの取引結果をシェアするする機能があります。
世界中のトレーダーと直接繋がり、そして情報を共有しながらトレード出来るのはソーシャルトレードならではのメリットです。
TitanFXコピートレードの始め方
基本の5ステップ
① TitanFXでMT4またはMT5口座を開設
リアル口座を開設します(全てのリアル口座に対応)。
② 口座に入金
コピートレード用の口座に資金を準備。
③ 専用アプリ(Titan FX Social)をダウンロード
iOS/Android対応。
④ アプリにログイン
ログイン後、取引画面より「アカウントをリンクする」のボタンをクリックすると、「トレードをコピー」か「シグナルを提供」を聞いてきますので、「トレードをコピー」を選択。次の画面でサーバー、口座番号、パスワードを入力します。
⑤ プロバイダーを選択してフォロー
成績を確認し、気になったシグナルがあればシグナルの画像をクリックし成績の詳細を確認。OKであればコピーボタンをクリックしてスタート。設定はアプリ内で完結します。
ここまで読んで「試してみたい」と思った方は、まずは口座開設からスタートしてください。
【TitanFXでコピートレードを始める】
・MT4/MT5対応
・低スプレッド環境
・無料専用アプリ
【重要】リスク管理のための設定(1)最大ドローダウンの設定
コピートレードを行う上で重要になってくるのがリスクコントロールです。
Titan FX Socialでは「最大ドローダウンの設定」と「取引サイズの選択」を行うことで、口座破綻のリスクをコントロールできるようになっています。
まず「最大ドローダウン」ですが、こちらはアプリと口座の連携後、「お取引口座」の画面から行います。
最大ドローダウンは以下の二つのレベルで設定が可能です。
①ソフトストップレベル・・・新しい取引がコピーされなくなる最大ドローダウンレベル
②ハードストップレベル・・・全てのポジションがクローズされ、新しい取引もコピーされなくなるドローダウンレベル
それぞれ「%」で設定できますので、自分の許容リスクに応じて設定してください。
※引用:Titan FX Social「ユーザーガイド」
https://titanfx.com/storage/uploads/titan_fx_social/titanfx-social-user-guide-jp_nzypn.pdf
【重要】リスク管理のための設定(2)取引サイズの選択
次は取引サイズの選択ですが、こちらはシグナルをコピーする際に表示される画面で次の4つのサイズから選択するようになっています。
①固定サイズ :シグナルプロバイダーの取引サイズに関わらず、一定の固定された取引サイズでコピーします。
② ミラーマスターサイズ: コピーするシグナルプロバイダーの取引サイズをそのままコピーします。トレーダーの口座残高は考慮に入れられません。
→シグナルプロバイダーがXAUUSDを10ロットを注文した場合、コピアーもXAUUSDを10ロット注文。
③ エクイティによる比例配分: シグナルプロバイダーの取引サイズの口座サイズ(含み損益を考慮した有効証拠金)に対する割合を計算し、トレーダーの口座サイズに対して同じ割合となるように取引サイズを調整しコピーされます。
→シグナルプロバイダーが10万ドルの証拠金に対し5000ドル(5%)の取引を行う場合、コピア―の口座1万ドルでも5%の500ドルの取引
④ 残高による比例配分: シグナルプロバイダーの取引サイズの口座サイズ(含み損益を考慮しない残高)に対する割合を計算し、トレーダーの口座サイズに対して同じ割合となるように取引サイズを調整しコピーされます。
→シグナルプロバイダーが10万ドルの残高に対し5000ドル(5%)の取引を行う場合、コピア―の口座残高1万ドルに対し5%の500ドルの取引
この4つのサイズから選択するわけですが、シグナルプロバイダー側の口座で予想以上に大きなロットの取引となっている場合もありますので、②は避けた方が無難です。
またエイクイティや残高に比例配分させる選択をする場合も、プロバイダー側での取引サイズの口座サイズに対する割合が大きすぎていないか必ず事前に確認する必要があります。
実際にアプリにログインしてみた!
今回実際にアプリの操作確認をやってみました。
画面の詳細はお見せできませんが、操作が非常にシンプルで分かり易く、膨大な数のシグナルがありつつも各種ランキング形式で成績も開示されていますので、コピーしたいシグナルを見つけやすくなっています。
このランキングですが、シグナルの収益率(リターン)のランキング、「コピートレーダーの利益」のランキング、「リスク別(高・中・低)」のシグナルランキングといったランキングの一覧からシグナルを見つけることができ、気に入ったシグナルがあれば各シグナルの成績表示画面からワンクリックでコピートレードを開始することができるようになっています(※アプリ内で開設したリアル口座との紐づけが必要)。
なおTitanFXの口座は複数紐づけでき、シグナルのコピー自体も複数可能です。
手数料の仕組み
TitanFXのコピートレードは主に以下のコストで構成されます。
1 パフォーマンスフィー(成功報酬)
利益が出た場合にのみ発生します。
報酬率はシグナルプロバイダーごとに割合が異なりますが、確認した範囲では30%程度のフィーが一番多いようです。
なお複数のシグナルをコピーした場合は、シグナルごとにフィーが発生します。
※成功報酬率は必ず確認してください。
2 スプレッド/取引コスト
コピートレードの場合も、通常のFX口座の利用と同じくスプレッドや手数料が発生します。
ちなみにTitanFXのECN口座であるZeroブレード口座を利用する場合は、1ロットあたり往復7ドルの手数料が発生します。
3 その他
Titan FX Socialのダウンロードは無料で、アプリ自体の月額使用料も発生しません。
TitanFXコピートレードのメリット
①豊富なシグナル
Titan FX Socialでは非常に多くのシグナルが提供されています。
中には停止しているシグナルもありますが、それでも数百レベルのシグナルが利用可能です。
② 低スプレッド環境
TitanFXはECN型ブローカーのため、コピートレードでもECN口座の利用でコストが抑えやすくなっています。
③ 成績の可視化
アプリ内の「お取引口座」の画面より、
・月次リターンのグラフ
・リターン(利益率)
・実現損益
・有効証拠金
・最大ドローダウン
・リスク
・勝率
・取引商品(通貨ペア)※円グラフ
などが確認可能です。
④ EAと併用できる
別口座でEA運用も可能ですので、分散戦略が組みやすいです。
なお同一口座内でコピートレードとEAも同時に利用可能ですが、ロットや資金の管理が煩雑となり高リスクとなる可能性もありますのでご注意ください。
⑤使い易い専用アプリ
専用アプリ(Titan Fx Social )だけで口座連携からシグナルの選択・コピー、取引履歴や成績のチェックが完結します。
実際に使ってみると分かりますが、画面表示や操作性が全体的にシンプルで、使い易いアプリとなっています。
デメリット・注意点
① シグナルがブラックボックス
ここがコピートレードを実践する際に特に注意すべきところですが、シグナルのロジックは多くの場合詳細が不明です。ソーシャル機能等で事前にプロバイダーにロジックを確認したり、取引履歴や損益グラフでシグナルの性質を十分確認しておく必要があります。短期で爆益→急落、というケースもありえますので、シグナルの選択には細心の注意が必要です。
② ハイリスク型も多い
①と被りますが、短期間で大きな利益を出しているシグナルにはナンピンやマーチンゲールなどのハイリスクな手法が隠れている場合がありますので、要注意です。コピーする際は、前述のように事前に最大ドローダウンの設定やロットサイズの選択指定ができますので、必ず許容リスクに応じた設定を行ってください。
③ 完全放置は危険
コピートレードとはいえ、実際にはプロバイダーの口座との取引のずれ(注文の遅れ)などが発生する場合もあります。
またMT4の稼働が停止した場合、注文後に決済のコピーが反映されず損失が拡大するといったケースも考えられますので、適宜MT4の稼働状況を確認する必要もあります。
なおTitanFXの公式サイトに「万が一システムエラーや技術的な問題により取引のコピーが反映されなかった場合は、恐れ入りますがユーザーの方々の利益・損失を補償ならびに補填することは致しかねます」と記載がある点は、事前に理解しておく必要があります。
海外FXの入出金リスクについて
海外FXを利用する場合、日本国内の資金決済法や収納代行業者の規制変更などにより、入出金方法が変更される可能性があります。
TitanFXに限らず、海外FX業者を利用する場合は、入出金方法の最新情報をご確認ください。
【参考記事】
シグナル選びで絶対見るべき5つのポイント
① 最大ドローダウン
目安は20〜30%以内。各シグナルには「高」「中」「低」というリスクの表記があり、リスクごとのシグナルのランキングもありますので、そちらも参考にすることをお勧めします。
② 運用期間
最低6か月以上。あくまで目安です。長期でドローダウンを抑えながら利益を出せているかどうかをチェック。
③ ロット管理
証拠金に対して過剰ロットになっていないか。ロットサイズでエクイティや残高の比例配分を選択する場合は重要となってきます。
④ 利益の出方
直線的すぎるカーブは要注意。この場合はナンピンやマーチンゲールといった手法を採用している可能性があります。
⑤コピアーの数
コピアー数が多い場合、概ね収益率も高く、良シグナルの可能性があります。ただしコピア―の数だけで選択することはせず、必ず他の指標(最大ドローダウン、運用期間、利益の出方etc)も併せてチェックするようにしましょう。
TitanFXコピートレードは安全?
「安全」というより、選び方次第でリスクは大きく変わるが正解です。
業者自体は実績あるブローカーですが、コピー対象の戦略に依存します。
EAとどっちがいい?
コピートレードの場合、①口座開設、②入金、③アプリでシグナルをコピーという流れで誰でも簡単にスタートできます。
一方EAを利用する場合は、EAの選択以外にもVPSの契約、MT4やMT5へのEAの設定、ロットの管理、EAの入替といった作業が必要となってきますのでややハードルが上がりますが、その反面自分自身でEAの設定をカスタマイズしたり、自分で作成したEAを運用することも可能です。
運用の部分では、コピートレードはフォローしたシグナルの戦略が当たれば利益を出せますが、自由度が低く、採用したシグナル任せでの運用となりがちです。
これに対し、EAは裁量に基づいてEAを選択・入替ながら運用することも多く、ロットの管理と併せて「設計」の部分が勝利の鍵となってきます。
したがって、通常は
初心者 → コピートレード
中上級者 → EA運用
という住み分けが多い印象です。
| 項目 | コピートレード | EA |
|---|---|---|
| 設定難易度 | 低い | 中 |
| カスタマイズの自由度 | 低い | 高い |
| 収益の安定性 | 戦略次第 | 設計次第 |
TitanFXコピートレードに向いている人・向いてない人
向いている人
・今すぐFX自動売買をやってみたい人
・なるべく手を煩わせないでFX自動売買をスタートしたい人
・自分で分析する時間がない人
・プロの取引を参考にしたい人
・低コスト環境でコピーしたい人
・EAと併用したい人
向いていない人
・ 完全放置したい
・ハイリターンだけを狙いたい
・リスク管理をしたくない
・国内業者で自動売買をやりたい人
・自分でロジック(シグナル)の設定をいじってみたい人
・自分でロジックを作りたい人
TitanFXコピートレードの評価ポイント
私自身、EA開発・自動売買運用を長年行っていますが、TitanFXのコピートレードで評価できるのは「最大ドローダウンを事前設定できる点」です。
多くのコピートレードでは、リスク管理は後追いになりますが、Titan FX Socialでは最大ドローダウンをソフトストップとハードストップのレベルで事前に設定できるため、口座破綻リスクを一定程度コントロールできます。
また、取引サイズを4つの選択肢から指定できるのも評価できる点です。
ただし、証拠金や残高の比例配分を選択する場合でも、プロバイダー側のロットの比率(リスク許容度)を必ず事前に確認しておく必要があります。
残高や証拠金に対するロット割合が大きい戦略は、長期的に破綻リスクが高くなります。
まとめ
TitanFXのコピートレードは、
・豊富なシグナル数
・低スプレッド
・成績の透明性
・EAと併用化
・使い易い専用アプリ
という強みがあります。
言い換えれば、
・低コスト環境
・成績の透明性
・リスク管理機能
が整ったサービスだと言えます。
ただし、シグナルは利益率だけでなく、必ず最大ドローダウンや運用期間を確認した上で選ぶことが重要です。
また、シグナルをコピーする場合は、最大ドローダウンの設定と取引サイズの選択を慎重に行う必要があります。
まずは少額から試し、自分の許容リスク内で運用することが重要です。