FX練習用ツール活用のすすめ
FXで安定して勝てるようになるかどうかは、実は「練習量」でほぼ決まります。
いきなりリアル資金でトレードしても、経験値が足りない状態では勝てるはずがありません。
そこで重要になるのが「FX練習ツール」です。
過去チャートを使って検証を繰り返すことで、相場の値動きの分析や自分の手法の精度を高めることが可能です。
この記事では、過去のブログ記事を元に実際に使えるFX練習ツールを厳選し、比較しながらご紹介します。
対象となるツールはForexTesterOnline(FTO)、MT4裁量トレード練習君プレミアム2(練習君プレミアム2)、異国のプロトレードジム(プロトレードジム)、異国のチャートリプレイ(チャートリプレイ)です。
各FX練習ツールの特徴
まずは各ツールごとの特徴を簡単に見てみましょう。
Forex Tester Online(FTO)
基本データ
| 料金 | ・買い切り ・サブスク(年更新) |
| インストール | 不要(Web) |
| MT4対応 | 非対応 |
| 主な特徴 | ・ネット環境があればどこでもアクセス可能 ・高機能 ・本格検証 |
| 無償アップデート | あり |
| 返金保証 | あり(※購入後30日間) |
概要
Forex Tester Onlineは、世界中で利用者のいる人気の練習ツール「ForexTester」のオンライン版で、高機能の本格的なFX検証ツールです。
過去チャートの再現精度や機能の豊富さは他と比較しても頭一つ抜けていて、通常の注文機能やインジケーターの利用、スピード調整や巻き戻しといった機能はもちろん、50種以上のインジケーターに加えカスタムインジケータが利用可能、ティックデータの仕様や手数料、スワップ、スリッページなどの条件設定、詳細なデータ分析やトレードの改善提案、自動売買の検証、価格や銘柄などの情報を伏せてのランダムな相場再現機能、プロップファーム用のトレーニング機能など他のツールにはない豊富な機能を備えています。
とにかく効率よく上達したい人に威力を発揮する高機能の練習ツールです。
練習君プレミアム2
基本データ
| 料金 | 買い切り |
| インストール | 必要 |
| MT4対応 | 対応 |
| 主な特徴 | ・MT4(PC)対応 ・豊富な機能を備え、分析機能も充実 ・MT4ユーザーに最適 |
| 無償アップデート | あり |
| 返金保証 | あり(※購入後30日間) |
概要
練習君プレミアム2は国内業者の提供する人気のFX練習用ツールです。
MT4をそのまま利用して練習が可能で、MT4のインジケータやオブジェクトも利用でき、MT4を実際につかってるのと同じようなリアルな環境でトレードの練習や検証が可能です。
複利注文にも対応した4つの注文機能、リスクリワード分析やTP/SLのライン表示機能、チャートの速度設定や最大4画面の追加チャート機能など、チャート再生時の機能も豊富です。
またリアルタイムで更新されるテスターレポートによる分析機能や破産確率の表示機能など、トレード改善につながる詳細なデータ管理機能も充実しています。
無償の無期限アップデートや無料の24時間メールサポートも付いており、初心者でも安心して利用できる体制を備えています。
異国のプロトレードジム
基本データ
| 料金 | サブスク(月・半年・年更新) |
| インストール | 必要 ※インジケーター |
| MT4対応 | 対応 |
| 主な特徴 | ・MT4(PC)対応 ・豊富な機能 ・低コストから利用可能 |
| 無償アップデート | なし |
| 返金保証 | なし |
概要
異国のプロトレードジムはサブスク専用のMT4対応の練習用ツールで、異国のチャートリプレイの上位版的なツールです。
月単位から利用できるため、低コストでお試しで使い始めることができるのが魅力です。
しかもチャートのスピード調整や複数の注文機能、ランダムな期間設定機能、選択した経済指標の表示、リアルタイムでの分析機能など豊富な機能を備え、さらにはMT4のインジケーターやオブジェクトだけでなくカスタムインジケーターも利用可能です。
操作性という点では本ツール自体インジケーター仕様のため、インストールや設定もも簡単で、MT4ユーザーならすぐに使い始められる上に、細かい設定も通常のインジケーター感覚で行うことが可能です。
異国のチャートリプレイ
基本データ
| 料金 | 無料 |
| インストール | 必要 ※インジケーター |
| MT4対応 | 対応 |
| 主な特徴 | ・MT4(PC)対応 ・シンプルなチャート再生機能 ・無料でお試し利用が可能 |
| 無償アップデート | ー |
| 返金保証 | ー |
概要
異国のチャートリプレイは無料のMT4対応のツールです。
機能としては基本的にはバーの位置を戻したところからのチャート再生機能のみというシンプルなものになっており、注文機能や分析機能はありません。
そのため練習ツールとしては物足りない部分もありますが、とにかく無料で既存のプラットフォームを使って過去チャートをみながら検証してみたいという方には向いています。
シンプルなツールですがMT4のインジケーターやオブジェクトも利用でき、スピード調整機能も備えています。
本ツール自体インジケーターのため、インストールも簡単でMT4ユーザーならすぐに使い始めることができます。
FX練習ツールの基本比較(料金・対応環境)
FX練習ツールは複数ありますが、料金や使える環境に大きな違いがあります。
以下は本稿でご紹介する有料・無料のFX練習ツールを比較した表になります。
まずは全体像を把握しておきましょう。
| ツール名 | 料金 | 料金形態 | MT4 対応 |
インストール |
|---|---|---|---|---|
| Forex Tester Online | 有料 | サブスク(年) 買い切り |
× | 不要 |
| 練習君プレミアム2 | 有料 | 買い切り | ○ | 必要 |
| 異国のプロトレードジム | 有料 | サブスク(月・半年・年) | 〇 | 必要 ※インジケーター |
| 異国のチャートリプレイ | 無料 | 無料 | ○ | 必要 ※インジケーター |
料金と料金形態
まず料金と料金形態ですが、Forex Tester Online(FTO)、練習君プレミアム2、プロトレードジムはいずれも有料、チャートリプレイが無料となっています。
このうちFTOは機能限定版のStarterと全ての機能と銘柄データをフルに利用できるProがあり、それぞれ年更新のサブスク版と買い切り版があります。
これに対し練習君プレミアム2は買い切り、異国のプロトレードジムは年間・半年・月単位での更新プランが選択できます。
インストール不要のFTOとその他MT4系ツール
FTOはインストール不要でWebにアクセスできる環境であればどこでも利用可能。PC・スマホ・パッドどれでも利用でき、Windows、Mac、ios、androidのいずれのシステムにも対応しています。
これに対し、練習君プレミアム2、プロトレードジム、チャートプレイはいずれもMT4のトレード環境が必要でインストールが必要です。
ただしプロトレードジムと無料のチャートリプレイについてはインジケーターなので、設定は比較的簡単です。
FX練習ツールの機能比較
ツール選びで重要になるのは、自分のトレードの改善やロジックの検証にどの程度役に立つがどうかです。
ここではその参考になるよう主要な機能の比較をしてみました。
一部の機能のみとなりますが、違いをまとめると以下の通りです。
| ツール名 | 基本 機能 |
ランダム 再生 |
インジ ケーター |
自動売買 検証 |
リアル な環境 |
分析 |
改善 提案 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Forex Tester Online ※Pro版で比較 |
◎ | ◎ | 50以上+ カスタム |
◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
| 練習君プレミアム2 | ○ | × | MT4インジ | × | 〇 | 〇 | × |
| 異国のプロトレードジム | ○ | ○ | MT4インジ +カスタム |
× | 〇 | 〇 | × |
| 異国のチャートリプレイ | △ | × | MT4インジ | × | △ | × | × |
▼ 評価基準
◎:高機能あり
○:基本機能あり
△:制限あり
×:非対応
基本機能比較
無料ツールのチャートリプレイ以外は全て注文機能が備わっており、リアルな環境さながらのトレードの練習が可能です。
また、いずれのツールにおいてもチャートの再生機能に巻き戻し機能、スピード調整機能が付いています。
大きく異なるのはFTOには「移動」機能で経済指標発表時やインジケーターによる決済ポイントなどの重要地点にジャンプすることが可能な点です。
この機能があることで、チャートやトレードの必要ポイントまでショートカットでき、トレードの検証時間を短縮し効率化することが可能です。
FTO(Pro)とプロトレードジムはランダムなチャート再生が可能
Pro版限定の機能になりますが、FTOには銘柄・日付・価格を非表示にしてチャートを再生可能なブラインドモードの機能があります。
しかもチャートをランダムに再生したり、選択した銘柄の中からランダムに再生させることもできます。
繰り返しトレードの練習をしているうちに細かいチャートの情報を覚えてしまったりしたら、練習の意味が薄くなってしまいます。
またブラインドモードを活用することでトレードのハードルを上げて練習できるため、より高いレベルでの実力養成を目指せます。
FTO以外ではプロトレードジムがランダムで期間を選択できる機能を備えており、期間選択をせずにすぐにボタン一つで練習がスタートでき、初見の相場に近い環境で何度でも練習できるという利点があります。
カスタムインジケーターも利用可能なFTOとMT4インジが使用可能なその他のツール
FTOは50以上のインジケーターが使用可能なほか、Pro版であれば自分で作成したインジケーターなどのカスタムインジケーターも利用可能です。
それ以外のツールではMT4のインジケーターがそのまま利用可能で、プロトレードジムに関してはカスタムインジケーターも利用可能です。
FTOは自動売買の検証が可能
いずれのツールも基本的な使い方としては相場の疑似環境下での裁量トレードの実践練習とそのデータの分析(改善)ですが、FTOのPro版の特徴として自分で作成した取引戦略(アルゴリズム)をバックテストできるという点が挙げられます。
しかも複数の取引戦略を同時にテストしたり、手動取引と組み合わせたハイブリッドの戦略までバックテストが可能です。
必要に応じた条件設定とリアル環境
いずれの練習ツールにおいてもリアルなトレード環境での練習や検証が可能です。
まずFTOについてはスプレッド、手数料、スワップ、マージンコールなどの条件を設定できるほか、経済指標やニュースについても実際の相場と同じように再現できます。
またPro版であれば、よりリアルな変動スプレッドの利用も可能です。
これに対しMT4系ツールについては普段のMT4チャートがほぼそのまま利用できますので、普段MT4でトレードしている人にとっては同じ環境で練習ができるというメリットがあります。
なお、FTOのProには利益目標や最大日次損失、最小取引日数などのプロップファームが課したルールを設定した上で実践形式でトレードの練習が可能なプロップチャレンジシミュレーション機能というものがあります。
普段プロップファームの課すルールの下でチャレンジしている方にとっては、同条件下でトレーニングを行うことでプロップファームチャレンジを突破できる実力を身に着けていくことが可能です。
有料ツールは分析データを表示、FTOは改善案も提示
いずれの有料ツールに関しても疑似環境下でのトレードのデータが記録され、トレード後やリアルタイムでの分析結果を見ることが可能です。
FTOでは時系列での損益曲線や資産曲線、勝率やプロフィットファクターなどのお馴染みのものから、セッション(時間帯)別でのパフォーマンス分析、タグ付けしたトレードごとの比較分析など、非常に詳細な分析データを表示してくれます。
さらにPro版であれあば「分析インサイト」として「改善点」や「強み」まで提示してくれます。
練習君プレミアム2については取引中でもリアルタイムでテスターレポートを確認することができます。このレポートにより、戦略の有効性評価、最適化、リスク評価、パフォーマンス予測に活かすことが可能です。
またプロトレードジムについては操作パネル内で「取引回数」「プロフィットファクター」「獲得PIPS」などがリアルタイムで表示されるほか、MT4のストラテジーテスターと同様のレポートが出力されトレードの結果について分析を行うことができます。
FTOと練習君プレミアム2は無料で機能更新!
FTOは発売以降様々な機能が無償でアップデートされています。
また、練習君プレミアム2についても「無期限無料でバージョンアップ」が提供されます。
どれを選ぶか?目的別おすすめツール
効率的にトレードを改善したい ⇒ ForexTesterOnline(FTO)※Pro
本稿で取り上げているツールのうち有料のものについては、いずれもFXの練習や検証後の履歴データを分析してくれるツールばかりです。
ただしユーザーはその分析結果を見て、自分のトレードの問題点をあぶり出して改善すべきところを見つけ出す必要があります。
それがどの程度的確かによって、トレード改善のスピードも変わってくるかと思いますが、その点最も効果的にこの改善点をあぶりだせるのがFTOのPro版です。
FTOのProであれば、詳細なトレードデータの分析に加え、「分析インサイト」により自分自身のトレードの「強み」や「改善点」具体的に洗い出してくれるため、トレードの改善を効率的に進めていくことが可能です。
また、同じくPro版では、策定した戦略によるバックテストのデータ、あるいはアップロードした取引履歴をもとにFTOが結果を分析し、最適なストップロス、テイクプロフィット、保有時間を見つけ出してくれる「エグジット・オプティマイザー」の機能もあります。
FTOをフル活用するならこれらの機能が利用できるPro版がおすすめです。
またFTOのProには既述のプロップファームチャレンジシミュレーション機能もありますので、プロップファームの課す条件攻略に向けて効率よく実力を付けていくことができます。
本気でトレードスキルを伸ばしたい場合は、機能面・効率の両面から見てもFTOが最も有力な選択になります。
詳細を確認してみたい方は以下のリンク先をチェックしてみてください。
MT4を使って練習したい ⇒ 練習君プレミアム2 or 異国のプロトレードジム
FTOが高機能なのは分かるけど、普段MT4で取引しているのでMT4対応の練習ツールでトレーニングしたいという場合、本稿でご紹介したFTO以外のツールなら全て対応しています。
当然ながらどの程度の機能が必要か、ツールに使う予算はどのくらいかによって選択するツールも変わってきますが、トレードの履歴を記録し分析するところまで求めるのであれば、練習君プレミアム2または異国のプロトレードジムがお勧めです。
特に練習君プレミアム2の場合は、取り引き中でもリアルタイムで分析結果を表示してくれるテスターレポートに加え、バルサラの破産確率を改善した「Forex Dog の破産確率(FDRP)」でトレードの潜在的なリスクも明らかにしてくれるので、自分のトレードの問題点を一段深く洗い出すことができます。
無料で手軽に試したい ⇒ 異国のチャートリプレイ or FTO(デモ版)
練習用ツールでトレードを鍛えたいけど今はツールに使うお金がない・・・という場合は無料ツールの異国のチャートリプレイがお勧めです。
MT4に対応しており、赤いバーを移動させてボタンを押すだけでチャートが再生されるので、シンプルで操作が簡単です。
また分析機能はないものの、MT4のインジケーターが使用でき、再生速度の調整機能もあります。
ただし異国のチャートリプレイは基本的に再生機能のみとなっており、注文機能がないため、実践と同じような取引(の練習)を行うことはできません。
そこでおすすめなのが、FTOのデモ版です。
こちらもFTOの有料版と比べると大幅な機能制限があるものの、無料で利用できる上に、注文機能も備えています。
また多くのインジケータが利用でき、巻き戻しやスピード調整ができるほか、プロジェクト単位でトレードの分析結果も表示してくれます。
無料で試すならチャートリプレイもありますが、特にMT4対応に拘らない場合はFTOのデモ版を使っておくのがおすすめです。
まとめ
FXで安定して勝てるようになるかどうかは「どれだけ練習したか」「どれだけ検証を積み重ねたか」に大きく左右されます。
実際のトレードで試行錯誤を繰り返すよりも、過去チャートを使って効率よく検証した方が、圧倒的に成長スピードは早くなります。
今回紹介したツールはそれぞれ特徴がありますが、選び方としては以下の通りです。
・本気でスキルを伸ばしたい → Forex Tester Online(※Pro推奨)
・MT4でそのまま練習したい → 練習君プレミアム2・プロトレードジム
・まずは無料で試したい → 異国のチャートリプレイ・Forex Tester Online(デモ版)
検証環境を整えるだけで、トレードの精度は大きく変わります。
まずは自分に合ったツールを選び、継続して検証を積み重ねていきましょう。