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Fintokeiの商標登録から考える自作EAトレーダーの未来

Fintokeiの商標登録とEA利用ルールから考える自作EAトレーダーの未来

6月10日、チェコ発のプロップファーム「Fintokei」が、日本において商標登録を取得したことを発表しました。

【参考記事】:Fintokei公式サイトより

https://www.fintokei.com/jp/blog/japan-trademark-registered/

 

商標登録そのものはトレーダーの取引環境に直接影響するニュースではありませんが、今回の発表を見て、「Fintokeiは日本市場に本腰を入れ始めたのではないか」と思った方も少なくないのではないでしょうか。

私も勿論そう思いましたが、同時にこのニュースを聞いて思い浮かんだのが、一見無関係なFintokeiのEA利用ルールです。

近年は海外FX業界を取り巻く環境にも変化が見られます。そんな中で、自作EAを開発・運用しているトレーダーにとって、プロップファームは今後どのような存在になっていくのでしょうか。

今回はFintokeiの商標登録とEA利用ルールをきっかけに、これまであまりブログで語ってこなかった視点にはなりますが、自作EAトレーダーやEA開発者の未来について考えてみたいと思います。

 

Fintokeiが日本で商標登録を取得

Fintokeiによると、「Fintokei」の名称が2026年4月23日付で日本国内において商標登録され、2026年5月14日に正式な保護付与通知が発行されたとのことです。

参照記事:Fintokei公式サイト https://www.fintokei.com/jp/blog/japan-trademark-registered/

同記事によると今後のFintokeiは、

・日本語対応のサービス・コンテンツの充実

・日本語サポートの強化

・日本のトレーダーコミュニティとの連携深化

を「継続的に強化」していくとされています。

また東京の銀座に「東京連絡先」を新たに開設したとのことで、今後さらに日本市場の開拓強化が図られてくるものと推測されます。

今回の商標登録は、「日本市場で長期的にブランドを展開・確立していくための重要な指標」とされており、その流れの一環としての基盤強化、日本市場で継続的に事業を展開していく意思の表れとして受け取ることができます。

 

海外FXを取り巻く環境は変化しつつある

一方で、FX業界、特に海外FX業界を取り巻く環境は少しずつ変化しています。

金融庁による警告の継続や、収納代行業者に影響を与える資金決済法改正など、海外FX業者やその周辺サービスへの規制は強化される方向にあります。

もちろん現時点で海外FXが利用できなくなるわけではありません。

しかし、これまでと同じ環境が今後も続くとは限らないという点は意識しておく必要があるでしょう。

海外FX業者を利用したEA運用やEA販売を取り巻く環境も、数年前とは少しずつ変わり始めています。

 

Fintokeiが重視するもの

さて、ここで一旦話は変わるんですが、私が最近関心を持っていたのが、FintokeiのEA利用ルールです。

FintokeiではEAの利用自体は禁止されていません。

しかし、

・市販EAの利用

・コピー取引ツールの利用

・シグナル配信の利用

・第三者の戦略のコピー

などは禁止されています。

その一方で、

・自分で開発したEA

・自分自身のパラメーターでカスタマイズして使用するEA(※ロジックが自分自身のものであり、かつ透明性がある場合に限定)

・他者から得たアイデアを参考にして、自分の判断で行う手動取引

については利用が認められています。

【参考記事】:Fintokei公式サイトより

コピー取引およびEAの使用について – 許可されていること/禁止されていること

これらのルールを見ると、Fintokeiは単に利益を上げた結果だけではなく、その利益がどのような独自性優位性によって生み出されたのかを重視しているように感じます。

もちろんこれは私個人の印象に過ぎません。

しかし少なくとも、他人のロジックやシグナルをそのまま利用するのではなく、自分自身の戦略や優位性を持つトレーダーを重視していることは読み取れるのではないでしょうか。

 

自作EAトレーダーとの相性は意外に良い

プロップファームというと裁量トレーダー向けのサービスという印象を持つ方もいるかもしれません。

しかし実際には、自作EAトレーダーとの相性は決して悪くないのではないでしょうか?

なぜならプロップファームが重視しているのは、

・リスク管理

・最大損失額の管理

・安定した収益性

・再現性

だからです。

そしてこれは、優秀なEAに求められる要素と非常に近いものがあります。

もちろん、第三者のEAやコピー取引が禁止されているため、すべてのEAトレーダーに向いているわけではありません。

しかし、自らEAを開発したり、継続的に改良を行っているトレーダーにとっては、むしろ実力を発揮しやすい環境と言えるでしょう。

長期間のバックテストやフォワードテストを繰り返してきたEA開発者ほど、こうした環境との相性は良いのではないかと感じています。

 

FintokeiがEA開発者や自作EAトレーダーの新たな選択肢に!?

というわけで、ようやくここで私が何故Fintokeiの商標登録(=日本市場開拓強化)と聞いて同社のEA利用ルールを思い浮かべたか、という理由が見えてきたと思います。

それは端的に言えば、Fintokeiへの挑戦はEA開発者や自作EAトレーダーにとってもチャンスではないかということです。

なお、Fintokeiでは定期的に割引キャンペーンやクーポンが提供されています。

新規で挑戦を検討している方は、当ブログ限定のクーポンもご活用ください。

 

近年はEA販売市場の競争も激しくなっており、以前ほど簡単に売れる環境ではなくなっています。

その一方で、優秀なEAを持つトレーダーにとっては、EAを販売するだけでなく、EAを運用するという選択肢も存在します。

もちろん、どちらか一方を選ぶ必要があるわけではありません。

EA販売とEA運用は両立できるケースも多いでしょう。

しかし今後、海外FX業界を取り巻く環境が変化していく中で、Fintokeiで"自作EA運用で挑戦"が有力な選択肢の一つになる可能性は十分にあると感じています。

というのも、優秀なEAを開発・運用できるのであれば、プロップファームの課すルールの中で、EAが成果を上げられるチャンスは十分あるように思えるからです。

言い換えると、自作EAを持つトレーダーは、プロップファームの評価基準と相性が良い可能性があるということです。

勿論プロップファームはFintokeiだけではないので、例えば海外のプロップファームへの挑戦というのも視野に入ってくるかもしれません。

しかし特にFintokeiに関して言えば、今回の商標登録からも伺えるように日本市場開拓を強化していることから、日本人ユーザー向けのサービス改善が期待できる状況です。

加えてスプレッドやスリッページ面で厳しいリアル口座ではなくデモ(仮想)口座の環境下で挑戦できるという点もEA運用によるチャレンジを後押しできる要素です。

そういうわけで、自分自身で優位性を構築してきたEA開発者や自作EAトレーダーにとっては、今後Fintokeiへの挑戦というのは注目する価値のある選択肢と言えるのではないでしょうか。

 

初心者が自作EAでFintokeiにチャレンジする方法

ここでFintokeiのプランの厳格なルールについて触れておくと、例えば「入門プラン」ではこんな感じのルールになっています。

項目 内容
評価ステップ STEP1 → STEP2 → STEP3 の3段階
利益目標 STEP1:+2%/STEP2:+3%/STEP3:+6%
最低取引日数 各ステップ3日以上
制限期間 各ステップ最大180日
1日の最大損失 -3%
全体の最大損失 
※初期残高から計算
-6%
オープンポジションに対する最大許容リスク -3%
レバレッジ 最大25倍
利益配分率 50~100%(DPRによる)
再挑戦 何度でも可能
取引商品 FX、ゴールド、指数、仮想通貨CFDなど
EA利用 可能(規約遵守が前提)

各ステップの利益目標が2%~6%なので大したことはないと思う人も多いかもしれませんが、「1日の最大損失が-3%」、「全体の最大損失-6%」、「オープンポジションに対する最大許容リスク-3%」を守りながらトレードすることが、どれだけ難しいか、実際にFintokeiのプランに挑戦したり、同じ条件でトレードしてみたことがあるという方なら、その難しさが分かると思います。

含み損にも気をつけないといけないし、不用意にロットを大きくしたらい、何も考えずにナンピンを繰り返すと、すぐにこれらの条件に引っかかってしまいます。

資金管理に厳格な裁量トレーダーでないと、入門プランでもクリアーするのは容易ではないでしょう。

そこでこうした厳しい条件に対して、裁量トレードだけでなくEAによるアプローチも有力な選択肢の一つとなるでしょう。

EAであれば、こうした損失等の条件をあらかじ組み込んでおくことで、損失条件に引っかかるまでの段階で損切してくれますし、その日のトレードを止めてくれるようにプログラムを組んでおくことも可能です。

自作EAが難しいと考える方もいらっしゃるかもしれませんが、プログラミング素人でも、

①EA作成ツールを利用する

②EAの開発代行業者に開発を依頼する

③AIを活用して作成する

といった方法で「自作EA」を作成することは可能です。

勿論Fintokeiの条件をクリアーできるような優秀なEAの開発となると、自分でロジックやプログラミングの基礎を勉強したり、バックテストを繰り返すなど、それなりの知識や労力も必要になってくるかもしれませんが、自作は不可能ということにはならないでしょう。

要はベテランのEA開発者だけでなく、誰でも努力次第でFintokeiに「自作EAトレーダーとして挑戦する」ことは可能だということです。

もちろん、Fintokeiが求めているのは「EAそのもの」ではありません。

自ら優位性を構築し、それを継続的に運用できるトレーダーです。

その意味では、自作EAを開発・改良してきたトレーダーは、Fintokeiの思想と相性が良いと言えるのかもしれません。

 

まとめ

今回のFintokeiの商標登録は、一見すると地味なニュースかもしれません。

しかし、

・日本市場への本格展開

・プロップファーム市場の成長

・海外FX業界の環境変化

・自作EAトレーダーの可能性

といった視点で見てみると、さまざまなことを考えさせられるニュースでもあります。

Fintokeiをはじめとするプロップファームが日本市場において今後どこまで成長するかは分かりません。

しかし、自ら優位性のある戦略を構築し、自作EAを開発・運用してきたトレーダーにとって、有力な選択肢の一つになり得ることは確かでしょう。

今後のFintokeiの動向とともに、プロップファームという市場の発展にも注目していきたいと思います。

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