このページでは口座開設などの条件でEAを無料で利用できるサイトの中から、以下の基準をもとにランキングを作成、公開しています。
EAの購入コストを抑えたい方や、FX自動売買をお試しでやってみたいという方は、高いEAを購入する前に、一度参考にしていただければと思います。
以下は対象となるEA配布サイトと評価基準です。
【対象となる無料EA配布サイト】
・無料(口座縛り、ブローカー縛り含む)でEAの配布(ダウンロード)を行っていること。
・最低5個以上のEAを無料配布していること。
・無料EAやサイトの情報が日々更新されていること。長期間更新がないサイトは対象外とします。
【評価基準】
「EAの質」・・・提供されているEAの質について評価しています。MT4でFX自動売買を行う場合に最も重要な要素となりますので、この基準だけ10点満点にしています。サイトのEA全体で評価していますが、フォワードで利益を出し続けているEAを複数利用できる場合はプラス評価とし、フォワードのデータが少なく性能がよくわからないEAが多かったり、フォワードで損失の多いEAが散見される場合はマイナス評価としています。
「EAの数」・・・利用できるEAの数が多いかどうかで評価しています。10未満・・・1点、10~20・・・2~3点、30~50・・・4点、50以上・・・5点 ※目安
「フォワードテスト」・・・フォワードを公開し、なおかつ最大ドローダウンや収益率などの基本的データが確認できる場合は5点、EAによってはフォワードが公開されたりされていなかったり他サイトでしか確認できない場合、公開されていてもドローダウンが算出されていないなど成績把握に不十分とみなした場合は2点~4点とし、非公開の場合は1点としています。
「バックテスト」・・・バックテストの結果が公開されているかどうか。EAによっては公開されていなかったり、公開されていても簡単な数値や損益のグラフのみ、複利だけのもの、期間の短いものは点数低めにしています。
「EAについての説明」・・・ロジックやパラメータについてわかりやすくかつ詳細な説明がなされているかどうか。
「キャッシュバック」・・・キャッシュバックを受けながら無料EAを利用できるかどうか。利用できる場合は5点、条件付きで利用できる場合は3点、利用できない場合は1点としています。
「選べる口座の種類」・・・選択できるブローカーおよび口座の種類の数。制限なしに選択できる場合は5点としています。
※点数の合計が同じ場合は「EAの質」の評点が大きい方の順位を上にしています。
【注意】
・無料EAを利用する場合はバックテストやデモ口座で十分に稼働状態や成績を確認した上で、自己の責任で利用してください。
・当ランキングはあくまで筆者が限られた情報を元に主観的に評価したものであり、実際のEAの性能やサイトの評価として妥当でない場合があります。
現在国内でもトップレベルの優秀なEAが集まっているサイト。採用するEAに長期のバックテスト期間やフォワードの計測を課すなど厳しい基準を設けていること、売上やダウンロード数ではなくEAのフォワード成績に応じて開発者に報酬が支払われるシステムであることなど、優秀なEAが集まり易いユニークな仕組みを導入しています。その結果実際に高品質なEAが続々と登録され続けており、EAトレーダーには目の離せない無料EAサイトの一つです。登録されているEAの中にはBeeOne_USDJPY_for_EB、MB-TradingSystemのようなGogoJungleで長期のフォワード実績を持つ人気EAも含まれているほか、当初登録できなかったナンピンマーチン系EAが解禁された後には優秀な同タイプのEAも増え始め、Nanpinia_EURUSD_M5_V1のような最新の人気EAも登録されています。また全てのEAについてデモフォワードが公開されており、利益額やPFのランキングも発表されています。利用できる海外FXブローカーの種類も多く、EAトレーダーなら登録しておきたいサイトの一つではないかと思います。なお無料EAの利用にはEA-BANK経由での海外FX口座の開設と1000ドルまたは10万円以上の入金が必要です。 第1位 EA-BANK
EAの質
9
EAの数
5
フォワードテスト
5
バックテスト
5
EAについての説明
3
キャッシュバック
1
選べる口座の種類
5
合計
33
WhiteBearZやHornet、HappyCoinなど、GogoJungleで長期間実績を出している実力派のEAやオリジナルの優秀なEAが利用できるサイト。当初から優秀なEAが多く集まっていて、その後も多くのEAが登録され続けていますが、GogoJungleに出品されているEA以外はフォワードテストを見ることができません。またバックテスト期間が一年にも満たないような質的に疑問符の付くEAも散見されるため、PFの高さ等だけで安易にEAを選択することには注意が必要です。それでもEA-BANKと同じくトップクラスのEAが複数のブローカーの口座で利用できるので、EAトレーダーなら登録しておきたいサイトの一つでしょう。利用には1000ドルまたは10万円以上の入金と、TRADERS-pro経由での海外FX口座の開設が必要です。第2位 TRADERS-pro
EAの質
8
EAの数
5
フォワードテスト
2
バックテスト
4
EAについての説明
3
キャッシュバック
1
選べる口座の種類
5
合計
28
老舗の無料EA配布サイトGemTradeが海外FXブローカーGemForexに統合されリニューアルされました。GogoJungleで人気のEAや、長期で実績のあるEA等、現在300個以上のEAが利用可能です。EAは一時成績の振るわないEAも目立っていましたが、最近では優秀なEAの出品も増えています。使用できる口座が以前と違ってGemForexのオールインワン口座(※ノースプレッド口座は裁量のみ)だけとなったため、スプレッドや口座の種類が限定されてしまうのが利用する上での注意点です。またデモ口座のフォワードは公開されていますが、バックテストの公開は開発者によりまちまちの状態ですので、EAを使用する前に自分で実施する必要がある場合もあります。ただし100%の入金ボーナスキャンペーンやレバレッジ1000倍の利点もあるのでそこは上手く活用したいところです。またTariTaliやファイナルキャッシュバック経由で口座を開設することで、キャッシュバック口座を作ることも可能です。第3位 GemForex
EAの質
7
EAの数
5
フォワードテスト
5
バックテスト
2
EAについての説明
3
キャッシュバック
3
選べる口座の種類
1
合計
26
IBではなく国内ブローカーのFOREX EXCHANGEとGogoJungleとがタイアップして実現したサービス。利用できるEAは必ずしも人気EAばかりではないですが、ステディFX、CycleTrapVolATR、DE LA WPR 5min. USDJPYのような長期フォワードで好成績のEAも含まれています。ただし運用できる口座がFOREXEXCHANGE1社に限定されてしまうので、ブローカーの選択やキャッシュバックの利用ができず、国内業者のためレバレッジも最大25倍となる点がデメリットです。第4位 俺のEA(FOREX EXCHANGE)
EAの質
6
EAの数
4
フォワードテスト
5
バックテスト
5
EAについての説明
3
キャッシュバック
1
選べる口座の種類
1
合計
25
MT4、MT5の開発元であるメタクオーツソフトウェア社の運営サイト。MT4のみならずMT5用のものも含め、有料EAに加えて数多くの無料EAが公開されています。しかしバックテストは公開されてないものも多く、EA自体も有料版のロットや機能を制限したものを無料版として提供しているものが少なからずあります。またフォワードの成績は開発者がMyfxbook等で公開しているものは別として、基本シグナル配信があるものしか確認できないことが多いです。あとEAの説明は日本語にグーグル翻訳で変換して読めますが、海外の開発者がほとんどのため、質問したりサポートを受けたりする場合はややハードルが高いです。ただ使える無料EAがどの程度あるかは未知数ですが、数が多いだけに掘り出し物が見つかる可能性もあります。なおMQL5のアカウントがあれば、MT4の「ツール」→「オプション」→「コミュニティ」からログインし、ターミナルの「マーケット」からダウンロードして使用可能です。またEAを利用できる口座のアカウント数に制限はありますが、ブローカーや口座の縛りなく使用できます。 第5位 MQL5
EAの質
4
EAの数
5
フォワードテスト
1
バックテスト
2
EAについての説明
3
キャッシュバック
5
選べる口座の種類
5
合計
25
オリジナルのEAを無料配布しているサイト。一部のEAを覗いてバックテストとリアル口座でのフォワードの成績(myfxbook)を公開しているため、使えるEAかどうかの判断がしやすいです。EAはフォワードの成績を見る限り、かなり優秀なEAもありそうです。なお現在選択できるブローカーはXMのみのようです。 第6位 Free EA Lab
EAの質
7
EAの数
2
フォワードテスト
4
バックテスト
5
EAについての説明
3
キャッシュバック
1
選べる口座の種類
1
合計
23
2009年以来無料でEAを配布している老舗IB。PFと勝率の高いEAを常時5~6個配布しており、バージョンアップや新EAのリリース(入替)も時折なされています。現在公開されているバックテストが複利のみのため、使用する前に固定SPや変動SPで自分でバックテストしておくのがおすすめです。フォワードは毎月MT4の履歴を公開してますが、リアルフォワードやデモフォワードは公開されていないようです。口座縛りタイプですが、利用できる海外ブローカーが前回評価時より増えて5社になっています。 第7位 MT4EAの無料配布サイト
EAの質
6
EAの数
1
フォワードテスト
2
バックテスト
3
EAについての説明
3
キャッシュバック
1
選べる口座の種類
4
合計
20