今回はねこ博士さんの新作EA、Swing_Max_GBPUSDをレビューしたいと思います。
【フォワード成績】
【基本データ】
EA名称 |
Swing_Max_GBPUSD |
通貨ペア | GBPUSD |
取引スタイル | スイングトレード |
最大ポジション数 | 3 |
使用時間足 | M15 |
最大SL | 250 ※内部ロジック決済あり |
最大TP | 400 ※内部ロジック決済あり |
【ロジック等】※GogoJungleの紹介ページから引用
このEAは、 『TP=400、SL=250』という設定で、 スイングトレードを行っていくEAとなります。 バックテストタブにもあります通り、 2005年~2019年6月まで で、 【約63000ドル】という収益を上げていることからも、 このEAの収益力の高さが、ご理解いただけるのではないかと思います。
また、利確と、損切の仕方については、 『TP400、SL250』に到達する前であっても、 特定の条件が整うと、ポジションをクローズしていきますので、 そこまで長く、ポジションを保有することはない、という形となります。 (平均TPは+40pips、平均SLは-58pips程度となります)
そして、トレード頻度についても、 フォワードテストの履歴をみていただくとわかります通り、 スイング系でありがながら、かなりの高頻度トレードを実現しています。
そして、この「高頻度のスイングEA」という点は、 バックテストの【+63000ドル】という高収益に、 大きく影響しているものと思います。
【バックテスト】
ボリス・ジョンソン新首相の誕生でイギリス情勢が緊迫してきましたね。
いわゆる合意無き離脱が強硬されることも予想されているため、10月31日の離脱期限に向けてポンドが下がり続けるのではという声も聞かれますし、ポンド系の通貨は今後も要注意だと言えるでしょう。
しかしレートが大きく動く相場はFXのトレーダーからすると絶好の好機にもなりえるでしょうし、それは自動売買トレーダーも例外ではないのではないでしょうか。
私の公開中のEAたちの中ではAvaSwingSystemのユーロ円が今年ここまでまずまずの成績ですが、実は公開していないスイング系のEA(非売品)だと既に大きな下げトレンドが始まった5月上旬以降ポンド円でも爆益を出しているものもありまして、今後もポンド円でのスイング系EAの爆益を期待していたりします。
さてそんなポンドが大きく動いていきそうな中でのこのねこ博士さんの新作ですが、ポンドル専用のスイングEAということでなかなか期待が持てそうです。
通常スイング系のEAと言えば、数日から数週間ポジションを保有して大きな利益を取っていくタイプがほとんどだと思いますが、このEAの場合は最大利益は400pipsと大きいですが、平均利益は40pipsほどとそこまで大きくなく、その代わりトレード回数が月間平均42回とスキャル並みの高頻度となっているのが特徴です。
この高頻度トレードのためにバックテストでの約14年6ヶ月間での利益が0.1ロットで63000ドルという、かなりの大きさになっています。
最大3ポジということを考えてもかなりの利益ですが、計測が開始されたばかりのデモ口座のフォワードでも7月の成績が現時点で700pipsを超えていて、早速実力を発揮し始めてます。
ねこ博士さんのスイング系EAというとスキャル系とは違ってなかなか長期的で勝てていないという印象だったんですが、このタイミングでのポンドル専用のスイングということもありますし、今回はかなり期待してよさそうです。