今回はフォワードが好調な以下のEAたちをご紹介したいと思います。
こちらはトレーデイングオフィス社のユーロ円専用デイトレ・スイングタイプのEAになります。
「ジェミニ」とありますが、単体EAに二つのロジックということではなく、以下の二つの別のEAを同時稼働させることが前提となったポートフォリオシステムです。
バックテストを見ると、約10年間でいずれのEAも1.9前後の高いプロフィットファクターとなっています。
デイトレ・スイングタイプですが、平均の勝ち負けは損小利大ではなく、リスクリワードがいずれもおよそ1.7:1で勝率は76%程度と高勝率になっています。
この二つのEAの特徴として、独自のトレイリングストップ方式である「可変式 トレイルストップ」を実装しているという点が挙げられます。
販売ページの解説によると、「「一定」の間隔ではなく、含み益に応じて現在レートとストップロスの間隔を「段階的に狭める」ことにより、利益の取りこぼしを最小限に抑え、利益の最大化を図」」るということで、含み益が増えるに応じてストップの幅を狭くしていくのが特徴のようです。
トレーデイングオフィス社のEAの中ではIntelligent Multi Traderが2013年からフォワードが計測され続けていまだに右肩上がりとなっていますが、同社のEAにはこれまで比較的短命なものもありました。
このGeminiSystemは既に2年以上のフォワード期間が経過していて好調が続いていますが、今後も好調を維持し息の長いEAになって欲しいところです。
このEAは以前ブログでも取り上げたRhino_USDJPYの開発者miccoさんの新作EAです。
ユーロ円専用のトレンドフォロータイプのデイトレタイプEAで、ボラに応じてSLが変動し、TPを使わず内部ロジックで決済する仕様のようです。
0.1ロットでの変動スプレッドによるバックテストで最大DDが306ドルと低く、リスクリターン率もバックテスト期間を超えており、非常に高ポテンシャルなEAではないかと思われます。
そしてこの高ポテンシャルの割に低価格での販売スタートとなっているためか、発売間もないですが、既に購入者が100名を超える人気ぶりです。
それにしてもRhino_USDJPYの時も思いましたが、販売ページで公開されている情報が詳細で分かりやすいです。
変動スプレッドによる長期バックテストの成績が公開されているほか、Myfxbookのフォームでもバックテストの履歴が公開されて運用時のイメージがしやすくなっていますし、ブログでは複数のブローカーによるフォワードの成績も公開されています。
EA自体もかなりのポテンシャルだと思いますが、徹底してEAの詳細な情報を公開されている姿勢にも好感が持てますね。
これは今後も爆発的に売れていきそうな予感がします・・。
【2020】
【2019】
【2018】
こちらはお馴染みのポンドル専用のスキャルピングEA・Pips_miner_EAにフィルターを追加してエントリー精度を高めたバージョンです。
エントリーを精選することでPFや勝率が通常のPips_miner_EAよりも高く、PFは長期のバックテストで2を超えていますが、その分取引回数が減って通常版の「1/3~1/2程度のトレード頻度」となり、利益も減少しています。
デモフォワードも通常版に負けないくらい超優秀に推移していますが、通常版との比較で注目なのは、通常版が200pipsを超える大きめの損失を出した昨年12月に、こちらのSnipe_Editionは逆に150pipsほど勝っている点。
エントリーポイントが異なることが多いようで、他にも月によって成績がプラスマイナス逆になっている月がいくつかあります。
ということは通常版との相関も意外と低く、同時運用やっても大丈夫かもしれませんね。
Pips_miner_EAが好きな方で、同時運用できる別バージョンが欲しいという方にはピッタリのEAかもしれません。