ブログ記事でも取り上げて注目していた外為ファイネストのMT4サービス「MT4・ZERO」が2021年2月頃終了予定という衝撃の発表ですが、結局同社はこの予定を取り下げてMT4・ZEROサービス継続を正式に決定したと発表しました。
お客様各位
当社では、予てより「MT4・ZEROのサービス終了」についてご案内しておりましたが、お客様からMT4継続のご要望が多数寄せられたことを受け、改めて協議した結果、2021年2月以降のMT4・ZEROサービス継続が正式に決定したことをお知らせいたします。
お客様には多大なるご心配をお掛けいたしましたこと、心よりお詫び申し上げます。
当社はMT4・ZEROのサービス継続にあたり、11月初めにMT4サーバーを強化し、
併せてサーバーの管理体制並びに運用方法の見直しを実施いたしました。
今後もお客様により良い取引環境を提供できるよう、役職員一同業務に邁進して参る所存ですので、一層のご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。
なお、「MT5」のリリースにつきましては、詳細が決まり次第当社Webサイト等でお知らせいたします。
何卒よろしくお願い申し上げます。
引用:公式サイト https://www.gaitamefinest.com/news/2020/12/mt4zero-73.php
やはり継続して欲しいという声が多数あったようで、MT4サービス終了は得策ではないという判断だったのでしょう。
逆にMT4サーバーを強化してサーバーの管理体制、運用体制を見直したということは、もしかすると当初はサーバーの負荷やコストの問題もあってサービス継続の終了を考えていたけど、継続の要望が予想以上に多く、結局はコストを負担してでも継続という方向になったのかもしれません。
個人的にはCSMVシリーズもGogoJungle版は外為ファイネストのMT4デモ口座で計測されていますし、他社へ波及みたいなことになるのを恐れていたので、ひとまずはほっとしたところです。
確かにMT5はMT4にない機能を備えた優れたプラットフォームですが、MT4自体も非常に完成度の高いプラットフォームですので、裁量であれ自動売買であれ、このままMT4で問題ないというトレーダーも多いと思います。
これだけ世界中に多くのEAとインジケーター、ツールが出回った状況ですので、まだまだ多くのブローカーでMT4が使えて欲しいですし、できればこのままMT5と共存していって欲しいところです。
正直このままMT4サービスが終了となっていたら、外為ファイネストから多くのMT4難民が他社に流れていったと思いますので、今回の方針の変更は同社にとってもユーザー側にとってもベストな選択だったのではないかと思います。