※本記事は一度公開しましたが、バックテスト条件(0.1ロットおよびGMT設定)に誤りがあったため、再度やり直した上でリライトしています。
変動スプレッドでバックテスト検証!
しばらくやっていなかった「バックテスト検証」ですが、「変動SP(スプレッド)バックテスト検証」として復活させることにしました。
多くのEA開発者が使用しているTDS(TickDataSuite)ですが、有料ということもあり、さすがにEAは利用するだけという人の中で使っている人はそう多くないのではないでしょうか?
そこで代わりにというわけではないんですが、私自身もオリジナルEAの開発以外ではあまり使ってこなかったので、今後TDSを使用して、運用中のEAや興味があるEAについて、信頼度が高いとされている変動スプレッドによるバックテストを実施して、時々ブログでも公開していきたいと思います。
ただ運用EAが主に無料EA(ほとんどEA-BANK)ですので、どうしてもその中からのバックテストが多くなると思いますが、その点はご了承ください。
さて、復活第一弾として取り上げるのは、当ブログのEA評価ランキングでも常連、直近では1位となっている「THE AUDCAD」タイプBのEA-BANK版・THE_AUDCAD_typeB_M5_V1_EBです。
バックテスト条件
期間 | 2006.01.03 - 2024.04.30 |
通貨ペア | AUDCAD |
スプレッド | 変動スプレッド |
ヒストリカルデータ | デューカスコピー |
口座 | USD |
ロット | 0.1ロット |
TDS設定 | ※GMTオフセット+2 DST(夏時間)アメリカ |
バックテスト結果
取引回数 | 1258回 |
純益 | 10103.92ドル |
最大ドローダウン | 531.23ドル |
勝率 | 67.41% |
PF(プロフィットファクター) | 1.57 |
RF(リカバリーファクター) | 19.02 |
感想
GogoJungle版の収益率が約5年半で約250%という、EAの単利のフォワードとしてはトップレベルの成績を残しているだけあって、さすがにバックテストの成績も素晴らしいです。
それにしてもバックテストのこの安定した損益グラフのイメージと実際のフォワードがこれだけ合致して推移しているEAも珍しいのではないでしょうか。
AUDCADでナンピンなしのデイトレというレアな仕様ですし、ポートフォリオに加えておきたいEAの一つです。
停滞なしであと何年いけるのか分かりませんが、当面は安心して運用できそうな気がしてます。