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【最新版】EBC(EBC Financial Group)の評判は?他社比較・取引環境・スプレッド・口コミetc徹底レビュー

はじめに:EBCとはどんなブローカー?

先日は自作EA・CSMV GBPCAD/EURCADを提供させていただいたということで、EBC(EBC Financial Group)のコピートレードを中心に記事を書かせていただきましたが、今回はこのEBCがそもそもどんな業者なのかについて解説していきたいと思います。

 

EBC Financial Group(EBC)は、2020年にロンドンの金融街で設立された国際的なFXブローカーで、ロンドン、シドニー、香港、シンガポール、キプロスなど世界主要都市にオフィスを構えています。

EBC Financial Group 傘下の子会社は各所在地域のライセンスを保有し、FCA(英国)・ASIC(豪州)・CIMA(ケイマン諸島)といった厳格なライセンスも保有しています。

誠実さ、信頼、お客様の資産の安全が最優先される企業文化」を提唱。

新興ブローカーでありながら、EA運用・コピートレード・PAMMなどあらゆる自動売買スタイルに対応する透明性の高いブローカーとして、近年日本でも急速に注目を集めています。

公式サイトより https://www.ebc.com/jp/

※本稿はEBC Financial Group作成の「EBC Financial Group 会社案内」をもとに作成しています。

 

EBCの基本情報

項目 内容
運営会社 EBC Financial Group
設立年 2020年(ロンドン)
主なライセンス FCA(英国)・ASIC(豪州)・CIMA(ケイマン)
最大レバレッジ 500倍(SVGライセンス口座)
対応ツール MT4 / MT5
スプレッド 最低0.0pips(PRO口座)
平均約定速度 20ms
ボーナス なし(スプレッド重視)
保険・補償 FSCS最大85,000ポンド、PI保険1,000万ドル
公式サイト https://www.ebc.com/jp/

 

EBCの信頼性は?ライセンス+補償体制では世界トップクラス

EBCは、世界でも特に審査が厳しいとされる英国FCAライセンスをはじめ、オーストラリアASIC・ケイマンCIMAの3大金融ライセンスを取得しています。

しかもFCAライセンスについて言えば、FCAの中でも厳格なSTPライセンスを保有しています。

これは顧客の注文を直接LP(銀行や大手金融機関)に流すため、マーケットメイク(B-book)を行わず、利益相反がないということであり、顧客にとって公平・透明で安全性の高い取引環境が強みになります。

さらに、FSCS補償(最大85,000ポンド)やロイズ・オブ・ロンドンによるPI保険(年間1,000万ドル)など、投資家保護制度も万全。

資金はバークレイズ銀行の法人カストディ口座で分別管理され、信託保全に近い高水準の安全性を実現しています。

こちらは他の海外FXブローカーとの比較。

ブローカー 主なライセンス(グループ全体) 投資家保護・保険の内容(概要)
EBC Financial Group FCA(英国)
ASIC(豪州)
CIMA(ケイマン)
SVG FSA ほか
・英国FCA口座:FSCSにより最大85,000ポンド補償対象
・The Financial Commission 補償基金:1クレームあたり最大20,000ユーロ
・ロイズ等による専門職業賠償責任保険(PI保険)で総額約1,000万ドル規模の補償枠
XM(XM Group / XMTrading) CySEC(キプロス)
FCA(英国)
ASIC(豪州)
IFSC(ベリーズ) ほか
・CySEC管轄口座は「投資家補償基金(ICF)」対象で、最大20,000ユーロまで補償
・日本居住者向けは主にセーシェルFSA口座となり、ICFは適用外
Vantage ASIC(豪州)
FCA(英国)
CIMA(ケイマン)
VFSC(バヌアツ) など複数ライセンス
・ASIC/FCA管轄は信託分別管理+負残保護
・一部地域では追加保険(最大100万ドルクラス)も導入している事例あり
Titan FX Vanuatu FSC
FSA Seychelles
FSC Mauritius
BVI FSC
・公的な補償基金はなし
・代わりに分別管理+ゼロカット(Zero Cut)で負残保護を明示
AXIORY IFSC(ベリーズ) ・The Financial Commissionに加盟しており、補償基金の対象(1クレーム最大20,000ユーロ)
・ライセンス自体はオフショア寄りだが、第三者補償スキームあり
TradersTrust(TTCM/Traders-Trust) CySEC 107/09(キプロス)
FSA Seychelles SD141
Bermuda登録会社 など
・キプロス法人(CySEC)はICF対象で最大20,000ユーロ補償
・日本を含む多くの海外居住者はセーシェル/バミューダ口座になるケースが多く、この場合は公的補償基金はなし(分別管理ベース)

他社と比べても FCA・ASIC・CIMAを同時に保有 している海外FX業者は非常に珍しく、さらに FSCS(85,000£)、Financial Commission(20,000€)、PI保険1,000万ドルと三重の補償制度を用意することで、他の業者に比べて防御力が一段厚くなっている点が大きな強みとなっています。

なお、EBCにおいて日本居住者が一般的に開設できる口座は「SVG(セントビンセント&グレナディーン)規制口座」(最大レバレッジ500倍)で、FCAライセンスの下で最大100倍レバレッジの口座を開設することも可能となっています。

 

取引環境

EBCは「約定力」「スプレッド」「安定性」の3拍子が揃ったブローカーとして知られています。

世界有数のプライムブローカーからトップレベルの流動性プールと連携することで、特にイベント時でも安定した取引環境と競争力のあるスプレッド水準を提供。

サーバーにはエクイニクスを活用したEBC独自のサーバーを採用し、ロンドンLD4、香港HK3、東京TY3、ニューヨークNY4に設置。高い約定力と安定したデータ通信を実現しています。

またEBC独自の「プライベートルーム」は、大口取引者やHFT(高頻度取引)向けの専用環境で、約85%以上の注文が有利な価格で約定するという実績を持っています。

大口取引、スキャルピング、両建て、自動売買(EA)等すべてOKで、あらゆる取引方式に制限がないことも強みとなっています。

 

スプレッドと取引コストを含めた実質コストも最狭水準

下は低スプレッドの「RAW」相当口座(手数料あり)の平均スプレッド(目安)を往復1ロットで比較した表です。

ブローカー 口座タイプ USDJPY
平均
EURUSD
平均
XAUUSD
平均
手数料
(往復1lot)
EBC PRO(RAW) 0.1 pips 0.0~0.1 pips 0.5 pips $6
AXIORY Nano / Tera(ECN) 0.2~0.3 pips 0.1~0.2 pips 1.0 pips $6
TradersTrust Pro(ECN) 0.3 pips 0.2 pips 1.3 pips $6
XM XM Zero 0.3~0.4 pips 0.2 pips 1.2~1.5 pips $7
Vantage RAW ECN 0.1 pips 0.0~0.1 pips 0.7 pips $6
Titan FX Zero Blade 0.1 pips 0.0~0.1 pips 0.5 pips $7

※スプレッドの数値は各社公開データから得られた目安となるものです。実際のスプレッドは市場状況・口座タイプ・通貨ペア・時間帯で変動します。

通貨ペア(USDJPY ・EURUSD)のスプレッドは EBC・Vantage・TitanFX が最も狭く、特に EBC は 0.0〜0.1pips とほぼ業界最狭水準です。

GOLD(XAUUSD)においては EBC と TitanFX が 0.5pips と非常に低く裁量・EA・コピトレを問わず取引コストを最小化しやすい特徴があります。

手数料も含めると、EBCは実質コスト(実質スプレッド)でも業界最狭水準となっています。

 

低コストで相性がいい?EBCのコピートレード

前回の記事でも書きましたが、EBCはコピートレードを提供中です。

コピートレードとは、プロトレーダーやシステム(EA)の運用を、そのまま自分の口座(MT4/MT5)に自動でコピーできる仕組みで、EBCではこのサービスが無料で利用できます。

優秀なトレーダーやEAの取引を、ワンクリックで手間なく自分の口座に同期できますので、初心者でも利用し易いです。

デメリットとしては、コピートレードは約定の遅延やコストが運用成績に影響してしまう点が挙げられます。

しかし、上記のようにEBCは業界最狭水準の低コストでサーバーも安定していますので、コピートレードとは非常に相性が良い環境です。

特にGOLDなど変動の激しい銘柄では、スプレッドの差がそのまま利益差になるため「コピトレ向きの環境」と言えます。

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豊富な受賞実績と国際的評価

設立から5年の新興のブローカーということで、まだまだEBCのネット上の評価は少ないです。

しかし、EBCは近年、複数の第三者機関(金融メディアや業界団体)から評価を受けて賞を獲得しています(「EBC Financial Group 会社案内」より一部抜粋)。

  • World Finance:最も信頼されるFXブローカー賞(2024年・2025年連続)

  • FXEmpire:自動取引・コピー取引・デイトレ部門 最優秀ブローカー(2025年1月)

  • BrokersView:ベストトレーディングエクスペリエンス賞(2024年9月)

  • Finance Magnates APAC:ベストブローカー賞(2024年8月)

また、専門的な実力が広く認められる中、EBCはマーケットのベテランオブザーバーおよび業界エキスパートとして、各国・各地域のテレビ局からインタビューの依頼を受け、ナスダックニュースやCCTV、Business Insiderなど国際メディアにも多数出演し、グローバルにその実力を発信しています。

 

FCバルセロナとの契約やオクスフォード大学との提携 & 社会貢献活動

EBCは2024年よりスペインのサッカー名門クラブFCバルセロナと公式パートナー契約を締結(2027年10月まで)し、コラボキャンペーンや限定グッズ配布など、ブランディングにも積極的です。

社会的責任(CSR)活動も注目されており、オックスフォード大学との経済学ウェビナー共催や、国連財団の「マラリア撲滅運動」「ガールスカウト協会支援」などにも力を入れています。

中でも注目はオックスフォード大学との経済学ウェビナーやパネルディスカッションの共催。

引用:https://www.ebc.com/jp/partners/oxford/

 

資金力豊富な海外のFXブローカーが有名スポーツ選手や有名クラブと提携というのは珍しいことではありませんが、歴史と権威のある超有名大学と提携して活動しているというのは極めて珍しいのではないでしょうか。

そもそもオックスフォード大学のような世界トップクラスの教育・研究機関であれば、共同ウェビナーやスポンサーシップにおいて非常に厳格な審査基準を設けているはずです。

まして提携する相手が新興のFXブローカーのような企業であれば、少なくとも「企業の財務状況・ガバナンス・社会的評価」「倫理・コンプライアンス遵守状況」「社会的責任(CSR)」といった項目を一定水準でクリアーできているかどうかを慎重に調査しているのではないかと推測されます。

したがって、EBCがオックスフォード大学経済学部の公式ウェビナーにスポンサーとして参加し、複数回にわたって登壇しているという事実は、EBCが「国際的に信頼できる金融機関」として認められていることを意味しているように思われます。

 

入出金

現在EBCの入出金は、確認できるところでは、国際電信送金、暗号通貨、Eウォレット(Skrill・Peska・Neteller)、クレジットカードに対応しています。※国内銀行送金は未対応

この中では個人的にはEウォレットのPeskaがお勧めです。

実際にEBC口座の入金に使ってみましたが、反映するのも早かったです。

なお手数料については、Peska内の通貨が円の場合はドルに換算されますが、そこで為替換算の手数料が発生するほか、Peska口座からの出金時に若干の手数料がかかります(月1回は無料)。

ただEBCの口座に関し残念なのが、利用できる通貨がUSDのみであること。

円口座でFXをやりたい場合でも、今のところEBCの口座は対応していませんので、そこは注意が必要です。

 

サポート

EBCは多言語によるサポートがあり、メール・チャットで日本語対応も可能となっています。

ちなみに私も日本語サポートのスタッフの方とやりとりしましたが、特に不自由はなかったです。

 

EBCの評判・口コミまとめ

以下ネット上から拾った口コミや評判のまとめです。

良い評判

・「FCAライセンスを持つ安心感が大きい」

・「スプレッドが狭く、EAやスキャルピングにも最適」

・「約定力が非常に高く、イベント時でも滑らない」

・「国内サポートが丁寧で早い(日本語対応)」

 

気になる評判

・「ボーナスが少ない」(代わりにスプレッドが低コスト)

まだ口コミは多くないものの、総じてライセンス取得による信頼性や取引環境の評価は高いようです。

その反面ボーナス制度やボーナス関連のキャンペーンはありませんので、ボーナス目的ではなく、安定運用重視のトレーダーに高く支持されていると言えるでしょう。

なお、既述の通り、

・レバレッジが最大500倍までしかない

・国内銀行送金が対応していない

・口座がUSDにしか対応していない

といった点も再度指摘しておきたいと思います。

 

まとめ:EBCは「高い信用力×安定の取引環境」のバランス型ブローカー

EBC Financial Grouoは、FCA・ASIC・CIMAといった国際的に評価の高いライセンスを保有し、FSCS補償やFinancial Commissionの2万ユーロ補償、PI保険など多層的な安全性を備えた数少ない海外FXブローカーです。

また、スプレッドの狭さ・約定力・コピートレードとの相性など、実際のトレード環境も非常に高水準で、裁量・EA・コピトレのいずれのスタイルでも使いやすいのも魅力です。

「信頼性は高いけどスプレッドは広い」
「スプレッドは狭いけどライセンスが弱い」

という海外FXのよくある欠点を避け、"信用力"と"コストの低さ"を両立したバランス型ブローカーだと言えるでしょう。

したがって、海外FX初心者から中級者、裁量トレーダー、自動売買トレーダー(EA勢・コピトレ勢)まで幅広い層で比較的安心して利用することができる業者だと言えます。

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