今回は2013年にGogoJungle(旧fx-on)で発売され、その後繰り返しバージョンアップが行われてきたEA、BandCross3 EURUSD V9についてバックテストしてみました。
このBandCross3 EURUSD V9ですが、現在GogoJungleで販売されているほか、EA-BANK、TRADERS-pro、GemTradeでも無料で利用可能です。
【基本データ】
EA名称 | BandCross3 V9 |
通貨ペア | EURUSD |
取引スタイル | デイトレード |
最大ポジション数 | 1 |
使用時間足 | M5 |
最大SL | 90 |
TP | 40 |
【ロジック等(以下EA-BANKのEA紹介ページより転載)】
Bandcross3は比較的相場が落ち着いている時に短期トレンド方向にエントリーするMT4用の自動売買プログラムです。日本時間の昼間にエントリーし当日の米国重要指標発表前にクローズするデイトレードを行います。トレンド判定/エントリーには統計的分析と各種フィルタを併用したロジックを採用し、クローズはポジション毎に設定するリミット/ストップ以外に目標利益を確保したときに自動的に決済を行うAutoClose機能と当日の決められた時刻で決済するディクローズ機能を実装しています。また、エントリー可能時間終了後はセーフモードを発動し目標利益を減らしかつリアルタイムで決済を行う早期手仕舞いによってリスク回避を計っています。また、Spread分を目標利益から減じることで利確チャンスを逃さないSpreadOff機能を利用できます。
【バックテスト条件】
ヒストリカルデータ入手先:FXDD
バックテスト期間:2005年1月1日~2018年12月31日
ロット:0.1ロット固定
スプレッド:10(1pips)
パラメータ設定:ロットのみ変更
※EAはEA-BANKのファイルを使用
概ね14年間の期間のバックテストで右肩上がりですが、2006年~2007年は停滞期となっています。
また最大ドローダウンは$300程度で低いですが、直近3年で成績が落ちてきているのが若干気になるところです。
取引回数は月に10回未満と多くなく、コツコツとゆっくりと利益を増やしていってくれるEAです。
「エントリーには統計的分析と各種フィルタを併用したロジックを採用」し決済にも複数の方法を採用するなど、多機能で、WhiteBearの昼間版のようなEAです。
GogoJungleのフォワードを見ると、V9前のバージョンでは年によってかなり成績にばらつきがあり、2018年9月にV9にバージョンアップしてからはまずまずの成績になています。
私もEA-BANKのものを運用開始しましたが、主要な無料EAサイトで利用できますので、気になる方はまずは無料版で小ロットないしデモ口座で試してみてもよいかもしれません。
【有料版】
BandCross3 EURUSD
統計的分析により最大1ポジションで利益を積み上げるローリスクタイプEA
【無料版】
※BandCross3 EURUSD V9はEA-BANKのほか、TRADERS-pro、GemTradeで無料で利用できます。それぞれ会員登録が必要です。