2021年2月のEA評価ランキング(総合)を公開しました。
順位 | 変動 | 前回 | EA名称 | 長期(全期間) | 短期(6ヶ月) | ||||
収益率 | PF | RF | 収益率 | PF | RF | ||||
1 | - | 1 | AMA_EURUSD | 112.14% | 3.90 | 10.63 | 42.64% | 5.05 | 4.04 |
2 | ↑ | 3 | Swing_Max_EURAUD | 143.97% | 1.60 | 4.45 | 87.95% | 2.29 | 4.43 |
3 | ↓ | 2 | ロンドンは午前7時 | 105.95% | 1.49 | 7.70 | 53.83% | 2.13 | 5.31 |
4 | ↑ | 6 | 上がり3ハロン | 149.84% | 5.42 | 11.76 | 8.90% | 8.81 | 1.89 |
5 | ↓ | 4 | ChallengeScalMorning V GBPCAD | 64.62% | 2.88 | 6.31 | 24.41% | 3.51 | 3.14 |
6 | ⇧ | - | ナンちゃんピンちゃんCADCHF | 201.89% | 4.33 | 4.04 | 64.55% | 3.22 | 1.36 |
7 | ↓ | 5 | ESCADA-USDJPY- | 87.41% | 1.96 | 6.58 | 8.12% | 9.88 | 5.09 |
8 | ↓ | 7 | PEACE | 127.74% | 2.03 | 4.50 | 48.26% | 2.17 | 1.83 |
9 | ⇧ | 15 | ラスト侍EURUSD_5分足 | 107.05% | 1.93 | 5.56 | 11.78% | 3.19 | 2.84 |
10 | ↑ | 13 | Rejina P3 GJ | 158.10% | 1.60 | 4.20 | 18.97% | 2.04 | 3.34 |
※上表は総合評価ランキングのダイジェスト版になります。
※2021年1月31日時点でのGogoJungle提供のデモ口座フォワードデータをもとに集計しています。
※評価方法等詳細は「【毎月更新】EA評価ランキング」のページをご確認ください。
2月度のEA評価ランキングは上位陣には大きな変動はありませんでしたが、大きくジャンプアップしてランクインしてきたEAもあります。
まずは相変わらず1位をキープしているAMA_EURUSDですが、年間のEA評価ランキングでも指摘したとおり、昨年3月頃からずっとロング方向にポジションを取り続けているということで、日足トレンド判定でエントリーしていると思っていたんですが、そうとばかりも言えないようです。
というのも現在ポンドル版がショートの無限ナンピン気味にポジションを保有して含み損を大きく膨らましているんですが、ポンドルもユーロドル同様日足でも明らかに上昇トレンドが継続中かと思います。
にも拘わらずショートポジ連発ということで、AMAシリーズは「市場そのものが持つ特徴から優位性を引き出すタイプのEA」ということではありますが、あらためて不思議なロジックのEAだなと思います。
ちなみに本来なら「リスクの高いナンピン系のEA」ということで評価対象からもはずすべきところですが、実績優先でこのまま評価対象とさせていただきます(大きく含み損が出た場合はRFが下がるので評価対象から外れる可能性が出てきます)。
2位のSwing_Max_EURAUDは1月も500pips近く獲得し勢いがとまりません。
3位のロンドンは午前7時も昨年7月から月次での連勝が続いていて、ほんと負けにくいEAだなと思います。
ChallengeScalMorning V GBPCADは辛うじて1月はプラスで終わってますが、昨年後半が好調だったので、まあ大きなマイナスにならずランクイン維持できたのでよしとしましょう。
そして6位にランクインしてきたナンちゃんピンちゃんCADCHFは令和のだぶるいーさんのポジション数を限定したナンピン・マーチンEAシリーズの一つです。
ここまで収益率200%超え、PFも4を超えていてナンピンマーチンの強さを見せつけていますが、RFが上がってくるのはそこまで大きな含み損やドローダウンが発生していないということですので、8位のPEACEなんかにも言えることですが、このタイプのEAはナンピンに頼り過ぎず、エントリーロジック自体もある程度精度が高くないとこのランキングに入ってくるのは難しいのかなと思っています。
ラスト侍EURUSD_5分足は1月絶好調で、昨年8月以来のランクインです。
10位のRejina P3 GJは2020年年間のEA評価ランキングで14位となっているポンド円のスイングEAで、2013年10月からの長期フォワード計測がされていますが、特に2018年からジグザグを繰り返しつつもきれいな右肩上がりで利益を更新中です。
このランキングだけ見ると好調のEAが多い気もしますが、EA-BANKなんか見ると、あれだけ優秀なEAが揃ってても結構1月は苦戦していたEAが多かったように見えます。
一本勝ちなんかもベスト10から消えて久しいですが、過去の実績がいつ通用しなくなるか分からないのがEA運用の世界。
なので好調と思いつつ運用中のEAでもしっかりと監視していきたいところです。