【毎月更新】EA評価ランキング　

XAUUSD1時間足専用のデイトレ、スイングEA。「月火水金の10時・23時にエントリーし、23時に決済」ということで、XAUUSD専用にしては珍しい定刻・アノマリートレードのEAです。基本両建てでポジションを保有することが多く、買いポジションの場合はナンピンのような動きをするということで、多ポジになる場合もあります。また「23時決済」とありますが、必ずしもデイトレードというわけではなく、数日間ポジションを保有した後で23時に決済というパターンもあります（週跨ぎもあり）。XAUUSDの多ポジということでリスクは高めかと思いますが、3年半が経過したデモフォワードでは破綻なく順調な右肩上がりで推移しており、150％を超える収益率となっています。ボラの激しいGold専用でしかも多ポジとなることもありますので、他EAとの併用やロット管理には特に注意が必要です。

ゴトー日に特化した1分足使用のドル円仲値トレードEA。ゴトー日のトレードに特化しているためトレードする日が月に5～6日程度と多くはありませんが、その分安定したトレード成績となっており、フォワードを見ると、多くの仲値トレード系のEAが苦しんだ昨年前半も低ドローダウンで乗り切っています。また、昨年7月以降は好調モードに突入し、最高益を更新し続けています。同じ仲値トレードEAでも、取引回数より安定性を重視したいという場合には要注目のEAです。

1分足を使用したドル円のスキャルピングタイプのEA。同じ開発者のAPATHY For USDJPY Liteと似た仕様で、SLはわずか５pips、トレーリングストップで利確をするスタイルです。決済までの時間も同じく1分程度の超短期でのトレードとなっています。スプレッド値を自動検知後、ボラティリティを計測し、スプレッド値に応じるエントリーを行うとのことで、利用するブローカーによって取引数やエントリーのタイミングが違ってくるようです。なお本EAはデモフォワードが複利での運用となっています。

ドル円の定刻・アノマリートレードEA。ゴトー日の前日深夜のロング、ゴトー日の仲値時間のショート、月末の仲値時間のショートにエントリー条件を絞り、さらにショートについては「ドル買い需要がなかった場合、不利な位置にチャートがあるときにはエントリーを回避するロジック」を組み込んでいます。約3年間のフォワードでは180％を超える収益率を達成、直近半年間でも50％を超える収益率となっており、良好なパフォーマンスを継続中です。

ドル円の定刻・アノマリートレードEA。ゴトー日を基準とした当日深夜の買い（「①日本時間0:00に買いEntry→日本時間9:55にExit」）と、同日仲値発表時での売り（「②日本時間9:55に売りEntry→日本時間15:00にExit」）という、いずれも定時でのエントリーと決済を行うシンプルロジックとなっていますが、トレンド判定により逆行トレンドの発生時にはエントリーはしません。ゴトー日に加えテクニカルでのフィルターをかけている分、よりリスクを減らした的確なタイミングでのエントリーと長期的な運用が期待できるEAとなっています。フォワードでは24年の夏以降好調が継続中で右肩上がりとなっており、直近半年間での収益率も50％超えと絶好調です。なお本EAからテクニカルの要素を排除した簡易版の「GoGoGotobi Lite」もあります。

ドル円のスキャルピングタイプのブレイクアウトEA。「ドル円のレジスタンス、サポートラインに注目し、そこからのブレイクアウトに順張りエントリー」し、逆行した場合は15pipsという狭い損切を行います。勝率8割でバックテストのPF、RFが高く、2年以上経過したデモ口座でのフォワードテストも右肩上がりで良好に推移中です。ただしこのタイプのブレイクアウトEAはリアル口座とデモ口座で乖離が出やすく、業者のスプレッド環境等に影響を受けやすいため、リアル口座で運用する場合は注意が必要です。できれば事前にリアルフォワードでの成績推移を確認しておきたいところです。

ユーロドルのスキャルピングEA。「相場で投資参加者たちに意識されやすいポイント」を狙いエントリーするブレイクアウト系のロジックを採用しています。保有時間は短くて数秒、長くて10分～20分程度とのことで、危険な相場を検知し取引を控える「セーフティ機能」と合わせてリスクを抑制しつつ、多頻度でのエントリーを実現しています。トレード環境を選ぶロジックのため、できるだけスリッページや手数料、スプレッドの小さい業者が推奨されます。またトレーリグストップでの決済が多いようですので、ストップレベルが大きすぎない御者を選んで運用する必要があります。

3通貨ペア対応、高勝率のスキャルピングEA。「売り買いの攻防が変わった時の瞬間をかすめ取るブレイクアウトEA」ということで、デモ口座とリアル口座との乖離のリスクのあるEAとなります。ブローカーの約定力や手数料、スプレッドに影響されやすいため、稼働する場合はそうした点に注意して業者および口座を選ぶ必要があります。

ドル円1ポジ損小利大のトレンドフォロー タイプのEA。移動平均線等を使用してトレンドを判断しエントリー、同じく移動平均線による反転サインでエグジット、またはATRのトレーリングストップや天底判定で決済します。凄いのが、発売されたのが今から10年以上前の2013年という点。そこからずっと最高益を更新し続けており、収益率も270％を超えてきています。2020年以降は特に好調で、今年に入ってからもぐんぐん最高益を更新中。"寿命"知らずで10年超勝ち続けているロジックは本物です。

ドル円の定刻・アノマリートレードEA。仲値発表時での売り、ロンドンフィキシングでの買いでエントリーし、一定時間までに決済するシンプルなEAです。定刻トレードのEAとして特に目立った特徴はないようですが、約2年間のフォワードでは良好なパフォーマンスを維持しており、直近半年での収益率は50％を超えています。バックテスト上での勝率は6割程度ですが、損小利大（平均利益＞平均損失）設計となっており、長期での運用が期待できるEAです。