あのInstaFXに進化版が登場しました。
InstaFXと言えば「AI技術を応用」して導き出した相場のパターンごとに最適のロジックを複数搭載したEAということで話題になり、現在まで利用者数が750名を超えている人気EAですが、今回のバージョンアップでどの程度「進化」しているか気になるところです。
【フォワード成績】
【基本データ】
EA名称 |
InstaFX Evolution |
通貨ペア | EURUSD |
取引スタイル | スキャルピング
デイトレード |
最大ポジション数 | 4 |
使用時間足 | M15 |
最大SL | 123 |
最大TP | 96 |
備考 | ❝4ロジック独立稼働のため理論上は最大4ポジションを保有する可能性がありますが、実際に同時複数ポジションを持つ頻度はあまりございません。(バックテスト上でも同時保有はあっても2ポジション程度となっています) ❞ |
【ロジック等】※GogoJungleの紹介ページから引用
❝ベースとしていいますInstaFX自体もバージョンアップを重ねながら、リリースから1年4か月が経過した今も順調な利益推移を維持しています。1年4か月のフォワードで立証出来ている安定収益ロジックに更なる改良を加え、かつ新たなロジックを追加して完成したのが本作『InstaFX Evolution』です。❞
【バックテスト】
というわけでInstaFXの「進化版」ですが、バックテストを見る限り確かに前作から大幅に「進化」しているようです。
バックテスト(2007年~)を前作と比較すると、もともと小さかった最大ドローダウンも359.97→328.58とさらに減少していますが、それ以上に目につくのは取引数と利益の大幅な増加です。
2007年~2019年のバックテスト比較では、取引数が3200→4150と約30%増加、利益が9776.54→14815.9と約52%も増加してます。
そのためリスクリターン率(RF)も13年間で36→45と大幅にアップしており、前作以上に長期で安定した右肩上がりが期待できそうなEAとなっています。
しかもAlpariデータでの20年間のバックテストでは年単位で全てプラスで、直近の数年間の成績も落ちていません。
利益が大幅に増えたのは既存の3ロジックをバージョンアップさせ、なおかつロジックを1つ追加したことによるものでしょうけど、それがドローダウンを抑えつつ達成できているというのが素晴らしいですね。
InstaFXシリーズには他にもRelax(ドル円版)やRainmaker(ポンド円版)などが出ていますが、残念ながらフォワードは不調です。
しかし今回のEvolutionは通貨ペアが本家と同じくユーロドルです。
本家の方もしばらく停滞期でしたが今年になって好調を取り戻しつつあることですし、今回のEvolutionには大いに期待したいところですね。
InstaFX Evolution
InstaFXを最高かつ最強に進化した傑作EA。20年バックテストと高スプレッドテストで優位性を確認済み