【毎月更新】EA評価ランキング　

ゴトー日と金曜日に限定してトレードする1分足の仲値トレードEA。ゴトー日と金曜日の深夜に円高方向に乖離した場合にエントリーする買いロジックと、仲値発表時刻頃にエントリーする売りロジックを採用。一般的な仲値トレードにMT4標準搭載のインジケーターを組み合わせたロジックとなっています。4年半を経過したデモフォワードでは右肩上がりで収益率も約150％となっており、今年に入ってからも前半は停滞したものの、7月以降は好調で最高益を大きく更新中です。

ドル円のスキャルピングEA。「裁量ファジー機能」を搭載し、パラメータの固定化による好不調の波が発生してしまう状況を打破し、「なるべく裁量トレードに近付けるロジック開発」 というコンセプトのもとで設計されたEAとのことです。本EAがどの程度このコンセプトに合致するかは今後のフォワード次第ということになりますが、約1年間のデモフォワードではほとんどの月で利益を出しており、ここまでは好不調の波の少ないコンセプト通りの推移となっています。ドル円EAですが買い専用でもなく、バックテストを見る限りはどちらかのポジションへの偏りはありません。直近半年での収益率は80％を超えて絶好調で、今後のフォワード推移が気になる要注目のEAです。

ドル円のスキャルピングタイプのブレイクアウトEA。「ドル円のレジスタンス、サポートラインに注目し、そこからのブレイクアウトに順張りエントリー」し、逆行した場合は15pipsという狭い損切を行います。勝率8割でバックテストのPF、RFが高く、2年以上経過したデモ口座でのフォワードテストも右肩上がりで良好に推移中です。ただこのタイプのブレイクアウトEAは、リアル口座とデモ口座で乖離が出やすく、業者のスプレッド環境等に影響を受けやすいため、リアル口座で運用する場合は注意が必要です。できればリアルフォワードで成績の推移を見たいところです。

1分足を使用したドル円のスキャルピングタイプのEA。同じ開発者のAPATHY For USDJPY Liteと似た仕様で、SLはわずか５pips、トレーリングストップで利確をするスタイルです。決済までの時間も同じく1分程度の超短期でのトレードとなっています。スプレッド値を自動検知後、ボラティリティを計測し、スプレッド値に応じるエントリーを行うとのことで、利用するブローカーによって取引数やエントリーのタイミングが違ってくるようです。なお本EAはデモフォワードが複利での運用となっています。

ドル円の多ポジ型のEA。指値での利益確定に加え、スワップで収益を得ることをコンセプトとしており、買いのみのエントリーとなっています。数日から数か月以上保有することもあり、「スワップ損益で年利 13％ 前後が期待できる」とのことです。長期的円安トレンドということもあって、5年超のデモフォワードは順調に推移しており、収益率は170パーセントを超えています。ただし円高にトレンドが変化した場合は含み損が膨らむことが予想されるため、注意が必要です。なおSLの設定はデフォルトではなされてない（「StopLoss=0」）ようですが、状況によってはEAの判断で損切が行われることもあるようです。

ポンド円のスキャルピングEA。最大SLが30pipsと小さい上に、そこに達する前に決済されることも多いようで、平均SLは10pips程度、10年超1800回以上取引のあるバックテスト上での最大ドローダウンも0.1ロットで100ドル未満という非常に低い数値となっています。また、同じくバックテスト上での勝率は8割弱、PF2.48、RF58.99とハイスコアです。この数値を裏付けるかのように、1年以上100回以上の取引を経過したデモフォワードにおいて、 収益率59.66%、PF3.69、RF9.60という優秀な成績となっています。ただしリアルフォワードは今のところ公開されていないようなので、これらの成績がリアル口座でどの程度再現性を持つのか不明です。

ドル円のデイトレードEA。「レンジ相場からのブレークを狙い、上下に逆指値注文を入れ、最小リスクでで大きな値幅を狙うEA」ということでブレイクアウトタイプのEAですが、損小利大（平均利益＞平均損失）ではなく、勝率も7割弱ほどあって平均獲得pipsが15pips程度ですので、スキャルピングに近いデイトレEAのようです。デモフォワードでは複利運用となっていますが、バックテスト上では固定2ロット（単利）で、リカバリーファクターも約10年で30近く積みあがっており、非常に安定感のあるEAです。直近半年のデモフォワードの収益率が約70％と絶好調、5年を経過したデモフォワードでも稼働率は9割を超えていることから、直近のリアル口座でも好成績で推移していることが伺えるEAです。

買いに特化したドル円損小利大のトレンドフォローEAです。移動平均線を使用したロジックを採用し、エントリー後は即時トレーリングストップが発動して64pips幅でSLを切り上げていきます。直近6ヶ月の収益率は70％を超えており、現在の相場にフィットしているEAの一つです。ただし買いのみになりますので、円安トレンドが発生している時期は好調に推移する可能性が高いですが、円高方向へにトレンドが転換した場合や、円安トレンドからの調整局面、レンジ相場などで損失が出やすくなる可能性があります。

ドル円のスキャルピングEA。最大1ポジながら、約17年間のバックテストで1万回以上の取引回数、平均して1日2～3回の取引を行う高頻度取引のEAです。また、ポジションの持ち時間は数分～数時間、長くでも1日半程度と短期決戦型のEAでもあります。デモフォワードは複利運用となっていますが、直近半年では90％を超える収益率で最高利益を大きく更新しています。なお「プロ版」以外にロット上限（1ロット）のある「標準版」もあります。

ドル円のスキャルピングタイプの仲値トレードEAです。1分足を使用し、日本時間の9:30頃～10:00頃にロングポジション（パターン1）、または日本時間の10:00頃～10:30頃にショートポジション（パターン2）でエントリーを行います。ゴトー日、月初月末、曜日など過去データから苦手としている局面でのエントリーを制御するフィルターが入っているのが特徴ですが、テクニカル分析によるフィルターは入っていません。またこのタイプのEAにはデイトレードEAが多いようですが、本EAでは買いポジション、売りポジションのいずれのポジションでも30分程度の短時間で決済されます。24年7月以降はほぼ一直線で右肩上がりとなっており、直近半年の収益率も60％を超えていて好調です。