今回のバックテスト検証はGogoJungleで長期間の優秀なフォワード実績を誇り、TRADERS-proの無料版も利用できるようになった注目のEA、Ririy&Racco's Hippo V2です。
TRADERS-proでは2010年~2018年のバックテストしか公開されていませんが、Alpariのデータによる20年間のバックテストではどんな結果になるんでしょうか。
【バックテスト条件】
ヒストリカルデータ入手先:Alpari
バックテスト期間:1999年年1月1日~2018年12月31日
通過ペア:USDJPY
時間足:H1
ロット:0.1ロット固定
スプレッド:10(1pips)
パラメータ設定:変更なし
20年間のバックテストの結果は2002年と2008年以外は毎年プラスという優秀な結果となりました。
何故か2002年が突出して悪くなっていますが、それ以外は毎年安定した右肩上がりの成績で、特に直近の10年間は見事毎年プラスとなっています。
PFや最大ドローダウンはさすがにバックテスト期間が長くなったこともあってか、TRADERS-proで公開されているバックテスト結果より悪くなっています。
2002年~2003年にかけての大きめのドローダウンがなければなあというところもありますが、それでも全体としては優秀な成績です。
年単位でのバラツキがあるので、やや相場状況に左右されやすい傾向があるEAなのかなという気もしますが、直近の成績は良好で、相場に合ってるようです。
2017年はデモ口座の成績がバックテスト程良くなく、2018年は逆にデモ口座の方が良かったりと、少しデモ口座との乖離もありますが、もしかするとバージョンアップしたことなんかも関係しているかもしれません。
それはともかく長期間で優秀なバックテストのEAが増えて、しかもそれがTRADERS-proなどで無料で利用できるのは大変嬉しいことです。
このEAも現在利用できる無料EAの中ではトップクラスの実績を持ったEAだと思いますし、無料EAを利用したいという方には十分選択肢に入ってくるEAではないでしょうか。
【無料版(TRADERS-pro)】
※Ririy&Racco's Hippo V2の無料版を利用するにはTRADERS-proで会員登録し、専用の海外FX口座を開設する必要があります。
【有料版(GogoJungle)】
Ririy&Racco's Hippo
コラボで実現! Ririyのトレンドフォローの骨格にRaccoのフィルターを融合!