今回は先日CycleTrapVolATRの記事でも少し取り上げたスイングタイプのEA・YumokinVOL2019をレビューしたいと思います。
【基本データ】
EA名称 |
YumokinVOL2019 |
通貨ペア | GBPJPY |
取引スタイル | スイング |
最大ポジション数 | 2 |
使用時間足 | M15 |
最大SL | 100 |
最大TP | ー |
【ロジック等】※GogoJunge販売ページから引用
・エントリー:通貨の出来高が急増したタイミングを狙ってMACDエントリーします(ヘッジファンドなどによる騙しを防ぐ為)。
・ローソク足を利用したロスカット切り上げ機能:「決済サポートくん」のキャンドルストップ機能を組み込んでいます。
・利益確定:設定0なので無限大です。トレンドが出た場合、爆発的な利益を提供します。
・最大保有ポジション数:最大で2ポジション持ちます。1ポジション目は順張り、2ポジション目は逆方向のドテンになります。
・週末対策:週末にポジションを持っていれば手仕舞いします。
【バックテスト】
世の中いつの間にか多頻度で高勝率、小さい利益を繰り返し取っていこうというスキャルタイプのEAばかりが溢れかえっています。
少しでも早く利益を上げたい、稼ぎたい、という焦りのような空気がEAユーザーの中にあるような気がしますし、そんな空気を反映して多頻度高勝率スキャルが流行るのもわからなくもありません。
私自身もポートフォリオをスキャル中心にした時期もありました。
しかし結局のところ時折やってくるドッカンドローダウンを乗り越えて運用を継続できる高勝率スキャルピングEAというのは決して多くないですし、自分自身の自動売買の歴史を振り返っても、何度このタイプのEAを運用停止にしたかわかりません(最近も一つあったなあ・・・)。
ということで日本には「急がば回れ」という言葉もありますが、ゆっくりお茶でも飲みながら、トレードの頻度は少ないけどじっくりと少ないポジションの利益をじわじわ成長させつつ大きく稼いでいこうじゃないか、というEAの運用の仕方にももっと脚光が当たってもいいのではないかと思うわけです。
そう思う理由の一つは今年ポンド円やユーロ円のスイング系EAが好調だというのもあります。
特に最近登場したこのYumokinVOL2019なんかは、ポンド円スイングの威力をまざまざと見せつけているEAでしょう。
まだトレード回数が5回であるにも関わらず、ワンポジの一撃で200pips、450pips、320pips、600pips(!)を獲得し、損失も含めても1500pips近くを稼いでいるわけで、これ早めに14800円で購入した方は、ウハウハでしょうね。
にしても一撃600pipsは凄すぎですね。
同じくyumokinさんの好調EA・CycleTrapVolATRと比較すると、トレード頻度は少ないですが、その分スイング色が強くて勝率が若干高く、何よりTPの設定がなく利益が無限大ということで、一撃の爆発力が凄いのが特徴です。
またこのEAはヘッジファンドなどによる騙しを防ぐ為に出来高が増えたタイミングでMACDを使ってエントリーし、決済には直近ロウソク足の高値安値付近にストップを置いて、利益がのってきたらロスカットを切り上げていくことができるというyumokinさんの優れものの決済ツール「決済サポートくん」の機能を利用しているのも特徴です。
ということで、ポンド円系のスイングEAをもう1個投入しようと思っている私には、このEAは長期でのフォワード実績のあるCycleTrapVolATRに勝るとも劣らない大注目のEAです。