今回は、日本のEA市場でも徐々に増えてきている「AI搭載EA」の中から、フォワードテストの成績が好調なものを4つ厳選して紹介します。
いずれも従来のEAの常識を覆すようなバックテストの成績となっており、フォワードにおいてもどこまでバックテストとの乖離を少なくしつつ好調を維持していけるのかが注目されます。
なお「AI搭載」といっても、多くのEAはリアルタイムで相場を学習しているわけではありません。
基本的には過去データを機械学習させて開発されたEAです。
今後も現在の好調さをキープできるかどうかという点につきましては旧来のEA同様保証されているわけではありませんので、その点はご注意ください。
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ちなみに過去記事ではGold専用EA、アノマリーEA、スキャルピングEA、ナンピンEA、デイトレ・スイングEA、長期右肩上がりのEAについても優秀なEAをピックアップしてご紹介していますので、そちらと合わせてEA選びの一助としていただければと思います。
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オートトレードAI-EURUSD(MT4)


5分足使用のEURUSD専用のAI搭載EA。スプレッド最低値を3pipsという厳しい条件に設定した変動スプレッドという過酷な条件下で約22年分のヒストリカルデータを用いた機械学習によって売買モデルを構築。さらにこの学習の基準として、①総獲得pips、②プロフィットファクター、③含み損込みでの最大DD、④保有時間単位での利益の大きさ(「時間効率性」)といった要素を重視。しかも学習用データと検証用データを分けて「過学習」の防止に努めるなど、徹底した拘りで堅牢性と安定性を追求したEAとなっています。その結果0.1ロット固定での20年超1万回を超える取引でのバックテスト(変動スプレッド)では、収益率750%(=利益÷初期口座資金)、PF3.95、RF91.16というとてつもない数値を出しています。取引スタイルも3つのモード(「通常」「小さい利益」「大きい利益」)から選択でき、複利機能も搭載。フォワード期間がまだ短いため、今後の成績推移が注目されるEAです。なお、GBPUSD版(オートトレードAI-GBPUSD)もあります。
異国のAI.自動売買システム聖龍(EURUSD)(MT4/MT5)



⇒異国のAI.自動売買システム聖龍(EURUSD)の詳細はこちら
こちらはGogoJungleのEAではなく、異国の戦士さん開発のAIとデータサイエンスを活用して開発されたMT4/MT5対応のEA。Pythonを用いたデータ分析によってロジックが構築されているとされている点が特徴です。対象通貨ペアはユーロドル(EURUSD)で、5分足をベースとした短期売買型のトレードロジックを採用しています。また、約20年分のヒストリカルデータを使ったバックテストを実施しており、1万回以上の取引を通じて長期的なパフォーマンスを検証しています。さらに、単なる最適化だけでなくAIによる負荷テストや厳格な検証プロセスを取り入れることで、過剰最適化のリスクを抑えながら安定性の高いロジックを目指しているとされています。「異国のAI.自動売買システム」シリーズは先にGBPJPY版が発売されましたが、公開されているフォワードテストでは今のところこちらのEURUSD版「聖龍」の方が好調のようです。PF3.99など圧倒的なバックテストの数値からどの程度乖離せずに成績が推移するかこちらも注目です。
量子AIマシンラーニング&ニューラルネットワークEA(MT5)


⇒量子AIマシンラーニング&ニューラルネットワークEA MT5の詳細はこちら
AI技術とテクニカル分析を組み合わせて売買判断を行うMT5対応のEA。人工知能によるパターン認識を活用し、過去の価格データや市場構造を分析することで、相場状況に応じたエントリーと決済を行うよう設計されています。主なロジックにはフィボナッチ分析、ハーモニックパターン、EMAクロス、VWAP、プライスアクションなど複数のテクニカル要素が組み込まれており、トレンドや反転ポイントを総合的に判断する仕組みとなっています。また、一度に保有するポジション数を1つに制限することで過剰な取引を防ぎ、ストップロスやテイクプロフィットによるリスク管理も重視されています。なお本EAは仮想通貨(BTCUSD)やゴールド(XAUUSD)などボラティリティの高い銘柄で威力を発揮するようですが、対象通貨ペア自体の制限はないようです。
ゴールドブレイクアウトPRO(MT4)


ゴールド(XAUUSD)などの価格変動が大きい銘柄を対象に、ブレイクアウト戦略をベースとして開発された損小利大のデイトレ・スイングEA。価格が重要なサポートラインやレジスタンスラインを突破する局面を狙うロジックを採用しており、大きな値動きが発生した際のトレンド初動を捉えることを目的としています。さらに、機械学習(ML)やニューラルネットワークを利用した分析を取り入れ、過去の価格データや市場パターンをもとにエントリーの精度向上を図っている点が特徴です。また AIフィルタを使用して騙しでのエントリーを減少させる機能や、市場のボラティリティに基づいてロットサイズ、SL、TPを計算するリスク管理の機能など、高度な機能を備えています。まだフォワード計測開始から1年未満ですが、収益率は既に139%に達するなど、成績推移も好調です。
【重要】AI搭載EAの注意点
AI搭載EAはバックテストが非常に優秀なものが多いですが、実際のフォワードでは成績が変化するケースも少なくありません。
そのためAI搭載EA(に限りませんが)を選ぶ際はある程度の期間と取引回数を消化したフォワードテストの成績も確認して選ぶことが重要です。
今回紹介したEAは、現時点でフォワード成績が比較的良好なものを中心に選んでいますが、実際の運用ではロット管理や分散運用を心がけるようにしましょう。