出金方法が豊富なのはTariTaliとMCB
前回「IB比較」と称してリベート率の比較記事を投稿しましたが、今回はその2回目で「出金」について比較してみたいと思います。
ます出金するための方法ですが、以下のようになっています。
※FCB=FinalCashBack、RCB=RoyalCashBack、MCB=MillionCashBack
出金方法/IB | TariTali | FCB | RCB | MCB |
国内銀行振込 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
海外銀行振込 | 〇 | |||
bitwallet | 〇 | 〇 | ||
paypal | 〇 | 〇 | ||
SticPay | 〇 |
これを見るとTariTaliが出金手段が4つと一番多く、次いでMCB、FCB、最後にRCBとなっていてます。
確実かつ迅速に出金できる出金方法が最低一つあれば問題ないかとは思いますが、やはり緊急時なども考えると、複数の出金ルートは確保しておきたいでしょう。
そう考えると、RCBの国内銀行振込のみというのはやや気になります。
逆に他の3つは国内銀行振込に加えてbitwalletやpaypalといった比較的お馴染みの出金方法が利用できるため、国内銀行が急なお休みなどで使えなくなった場合にも選択でき、便利です。
出金条件もTariTaliの圧勝!?
次に出金条件は以下のようになってます。
出金方法/IB | TariTali | FCB | RCB | MCB |
出金手数料 | 無料 ※1 |
銀行振込:無料 paypal:3.6%+約40円 |
無料 | 無料 |
両替手数料 | 無料 ※3 | 有料 ※4 | 不明 ※4 | 不明 ※4 |
最低出金額 | 1500円以上 ※2 | 5000円以上 | 5000円以上 | 1500円以上 |
出金回数 | 制限なし | 月1回 | 月2回※申請は1回のみ | 月1回 |
※1 TariTaliで海外銀行振込で出金する場合、振込手数料、着金手数料は利用者が負担。
※2 TariTaliで海外銀行振込で出金する場合、最低出金額は20000円。
※3 TariTariでは両替レートはXMのMT4のドル円レートから自動で取得され、両替手数料はIB側が負担。
※4 FCBでは両替手数料は有料(リベートより差し引き)。RCBおよびMCBについてはサイト上で確認できなかったため「不明」としています。
まず出金手数料については4IBいずれも銀行振込の出金手数料は無料です。
またbitwalletについてもTariTali、RCBいずれも無料となっています。
これに対しpaypalを利用できるFCBとMCBではFCBでは手数料がかかりますが、MCBでは無料となっています。
最低出金額ではTariTaliとMCBが1500円以上なのに対し、FCBとRCBは5000円以上。
また出金回数についてはTariTaliが特に制限がなく、リベートが反映され1500円以上になればいつでも出金ができるのに対し、他のIBは月に1~2回という制限があります。
海外FXブローカーから支払われるIBへのリベートがドル等の外貨建てであるのは当然予測できるわけですが、我々口座開設者のIBアカウントに反映される場合はいずれのIBでも円建てとなっています。
勿論そこでドルなど外貨から円への両替が発生するわけですが、その際の両替手数料について記載が確認できたのはTariTaliとFCBのみでした。
その上でTariTaliはIB側負担、FCBは口座開設者の負担(リベートから差引)となっています。
ちなみに両替の際のレートについての記載が確認できたのはTariTaliのみ(XMのMT4のドル円レート)でした。
こう見てくると、出金手数料については国内銀行送金がいずれも無料ということでpaypalを利用する人以外は大差はないようい思ますが、最低出金額と出金回数の差は大きいと思います。
そしてここでも出金条件が1500円以上で、しかも制限なくこの金額に達したら出金できるというTariTaliの柔軟性と機動性が目立っているように思います。
トータルではここでもTariTaliが圧勝ではないでしょうか。
キャッシュバックの反映が早く明細もあるTariTaliとMCB
最後にキャッシュバックがIBの口座アカウントに反映されるまでの時間と、出金する際に申請なのか自動なのか、そしてキャッシュバック明細の有無について比較してみたいと思います。
反映時間他/IB | TariTali | FCB | RCB | MCB |
リベート反映までの時間 | 取引1時間以内:XM、TitanFX、MyFXMarkets、TradersTrust、Tradeview、BigBoss、LANDFX
取引当日中:HotForex 取引翌日:FxPro、AXIORY 翌月5日以内:GemForex |
末締め翌月25日反映 | 末締め翌月20日反映 | 取引翌日 |
出金依頼 | 申請/自動を選択可 | 自動(5000円以上) | 自動(5000円以上) | 申請 |
キャッシュバック明細の有無 | 有※1 | 不明 | 不明 | 有※2 |
※1 TariTaliのユーザーサイトで確認可能。
※2 問い合わせより明細を請求することでエクセル形式の明細を添付報告。
まずキャッシュバックの反映が最も早いのはTariTaliの取引1時間以内。
XMやTitanFXなど現在7つのブローカーがこの取引後1時間以内のキャッシュバック反映に対応しています。
ちなみにこれはTariTaliが「立替払制度」を導入しているために実現可能となっている早さということで、資金力の豊富さとユーザーファーストの姿勢が伺えて好感が持てる仕組みだと思います。
またTariTaliではその他のブローカーもGemForexの翌月5日以内以外は、取引翌日までにはキャッシュバックが反映され、1500円以上であれば出金申請できます。
MCBも取引翌日から出金可能となっていて、こちらも反映が早いです。
他方FCBは一律で末締め翌月25日に反映、RCBは末締め翌月20日反映となっており、他の2IBと比較すると反映は遅いです。
また出金依頼についてはFCBとRCBがアカウントの金額が5000円以上であれば自動で登録された口座に出金されるのに対し、MCBは申請が必要となっています。
TariTaliについては申請/自動を選択でき、自動を選択する場合は日付を1日~28日で指定できるようになっています。
ちなみに私はTariTaliのこの自動出金というのを利用したことがないのですが、日付選択までできるということで、今後は自動出金を利用しようと思っています。
それから重要なのが明細の有無。
この点ではTariTaliは専用のユーザーページからいつでも反映されたキャッシュバックの金額および履歴を確認でき、大変便利かつ透明性が高いと思います。
またMCBについては問い合わせすれば明細を送付してくれます。
それに対しFCB、RCBではサイト上では明細の有無が確認できませんでした。
キャッシュバックといえども利用者の資産となるわけですから、明細がないIBについてはいつでもすぐ確認できるよう改善を望みたいところです。
まとめ
以上出金関連について見てきましたが、最もユーザーファーストなIBは、出金方法が多く、出金条件も柔軟で、キャッシュバックのアカウントへの反映も速く、キャッシュバックの履歴や金額の明細がほぼリアルタイムで確認可能なTariTaliではないかと思います。
ついでpaypalを手数料無料で利用でき、出金条件がTariTaliについで緩く、キャッシュバックの反映も速いMCBも出金について好条件のIBと言えるでしょう。
RCBとFCBについては国内銀行振込で毎月条件を満たせば自動で振り込んでくれるのは楽なんですが、出金方法、出金条件、リベートの反映時間等で他の2IBと比較するとやや厳しい結果となっています。
というわけで前回のリベート率以上に今回はIB間の差が開いた印象です。
2回にわたってIB比較を実施しましたが、結論としてはやはり当ブログでも推奨してきたTariTaliがリベート率、出金条件いずれにおいても他IBより頭一つ抜け出ているように思います。
ただ今後もこのIBという仕組みが継続する限りは、他のIBも利用者獲得のためにも改善を行ってくるでしょうし、各IBのサイトを見ると独自の分析記事やサービスもありますので、やはりどのIBを利用するかは利用者各自で総合的に判断が必要でしょう。
特に海外FX口座の新規開設やIBの乗り換えを検討中の方は、今回の比較記事も参考にしていただいて是非自分なりの視点でIBを選択、活用していただければと思います。
⇒TariTaliの公式サイトはこちら
⇒HighRebateの詳細はこちら
⇒FinalCashBackの公式サイトはこちら
※現在FinalCashBackへのリンクを制限しています。