はじめに
今回は今年3月からリアル口座で運用中で、抜群の安定感を見せている定刻(アノマリー)トレードのEA・PowerOfBun-EURJPY-EBについてバックテストをしてみました。
なおEA-BANK版以外にGogoJungle版もありますが、今回バックテストしたのはEA-BANK版です。
こちらはEA-BANKで公開されているデモフォワードですが、GogoJungle版やリアル口座の取引履歴と比較しても大きな違いはないようで、ここまで順調な推移が続いています。
バックテスト条件
期間 | 2003.08.04 08:20 - 2024.10.08 |
プラットフォーム | MT4(AXIORY) |
通貨ペア | EURJPY |
スプレッド | 変動スプレッド |
ヒストリカルデータ | デューカスコピー |
口座 | USD |
ロット | 0.1ロット |
TDS設定 | ※GMTオフセット+2 DST(夏時間)アメリカ |
バックテスト結果
取引回数 | 2246回 |
純益 | 2609.32ドル |
最大ドローダウン | 641.28 ドル |
勝率 | 52.58% |
PF(プロフィットファクター) | 1.20 |
RF(リカバリーファクター) | 4.07 |
感想
期間全体の数値としては、スキャルピングとはいえ、0.1ロットでバックテストした割には利益も低めでPFやRFの数値も物足りないんですが、前回バックテストをやったMonstera_USDJPY_EBと同様、リアルタイムで勝ってるEAの場合直近10年程度の成績だと良い結果になっていることが多いです。
このEAの場合も、2012年以降は全て年間単位ではプラスですし、2014年~2024年11月までのバックテストだとこんな感じになります。
最大ドローダウンも220ドルと十分低い数値ですし、PFもRFも10年程度だと十分優秀な数値になってます。
ちなみにこのEA、一応「スキャルピング」なのに勝率は50%をちょっと超える程度、利益も損失も平均10pips程度と「損小利小」で平均利益>平均損失なんですよね。
定刻トレード系のEAだとデイトレ仕様で損小利大で平均利益>平均損失というのが多いんですが、なかなかユニークな仕様です。
平均損失、最大損失が小さいので、この好調さを今後も維持できるようなら、ロットを増やして運用したくなるEAです。