FXautomaterのEA、Forex DiamondがバージョンアップしてVersion6.0と新しくなりましたのでご紹介します。
■通貨ペア USD/JPY・EUR/USD・GBP/USD・USD/CHF
■取引スタイル デイトレード、スキャルピング
■使用時間足 M15
■ロジック等(商品紹介ページより)
・3つのストラテジーからなるロジック
・新バージョンはPFと平均利益(Average Win)の数値を改善
・自動化されたロット計算、パラメーター設定
・自動アップデート機能
・MT5に対応
・60日間の返金保証
⇒Forex Diamond version6.0の詳細はこちら
このEAは、御覧のようにおそらく古いバージョンからのデモ口座での成績ですが、2014年からのドル円でのパフォーマンスが公開されています。
1,000ドルでスタートした資産は3年ちょっとの間に約4,500ドルと4.5倍に膨らんでおり、長期で利益を積み上げています。
3つのストラテジーを組み込んでおり、詳細は分かりかねますが、トレンドフォローと逆張り、それとスキャルピングの三つのストラテジーから成るロジックになっているようです。
ただし、気になるのはドル円のみしかフォワードの成績が見れないのと、MyFxbookでマジックナンバーにチェックを入れることで見れるロジックごとの成績にかなりばらつきがあることでしょうか。
御覧のように10101のロジックが突出して良い成績となっており、30303のロジックもまずまずの成績です。しかしマジックナンバー20202のロジックは、2016年の11月後半以降、利益がマイナスとなっています。
デモ口座での成績を考えるとリアル口座ではさらに成績は悪くなる可能性もありますので、今回のバージョンアップでこの辺がどこまで改善されているかという点がポイントになるかもしれません。
ただし101010と30303のロジックだけにすると上のようにかなりパフォーマンスも改善するので、このEAを動かす場合はいっそこの二つだけを稼働させるのでもよいかもしれません。
あと他のドル円以外の通貨ペアの成績も知りたいのですが、この記事を書いている時点ではバックテストのみの公開となっています。他の通貨ペアで運用したい場合は、とりあえずまずはデモ口座で運用するのが良さそうです。
こちらの販社は60日間の返金保証が付いている上に、サポートもしっかりしているようですので、日本の販社と比較しても良心的な方だと思いますが、やや都合の良いところだけ成績を切り取る傾向があるように思います。また、商品ページでリカバリーファクター(リスクリターン率)が40超を記録したとかありますが、詳細が不明ですし、いつの時点での数字なのかもはっきりしません。
とは言え3つのうち2つのロジックだけの成績はなかなか良いですし、悪いEAではないと思いますので、海外EAに関心ある方は、同じ販社のWallStreetForexRobot2.0 EvolutionやForexGoldInvestorと比較検討してみても良いかもしれませんね。