今回は先月から運用を開始したEA-BANKのポンド円専用のデイトレ・スイングタイプのEA、Profit Capture Plan-Bのバックテストをやってみました。
【バックテスト条件】
ヒストリカルデータ入手先:Alpari
バックテスト期間:1999年1月1日~2021年2月28日
通過ペア:GBPJPY
時間足:M15
ロット:0.1
スプレッド:20(2.0pips)
パラメータ設定:ロット以外変更なし
直近でフォワードが好調のEAについてバックテストをやってみると、5年から10年ぐらいだと確かにバックテスト自体もいいんですが、それ以上の期間になると10年より前の期間がガタガタになって、トータルでも数値が悪くなるというEAが結構あります。
まあ10年以上稼ぎ続けているEAなんて聞いたことないですし、基本長くても3年~5年程度使えればいいと割り切れるのであれば10年以下のバックテストでもいいと思いますし、私自身最近はそのスタンスでEAを選んでいます。
ただやっぱり直近含めて過去10年間だけ好調なEAと20年間ずっと好調のEAを比較したら、後者の方が信頼度が高くなるのは当然かと思います。
このEAの場合は1999年~2005年ぐらいまでは良くない時期もありますが、概ね20年以上に渡って安定した成績を維持しており、直近10年間については全て年単位でプラス、利益も更新し続けていますので、その意味では信頼度を高めに設定できそうなEAです。
バックテストをやるまで気付かなかった点としては、このEAは朝エントリータイプのEAで、しっかりとエントリーの時間制御を行っています(※下記はサーバー時間)。
こういう朝エントリーして、その後は長めにポジション保有して大きめの利益を狙うタイプのEAは以前からありますが、好調の時はほんと大きく利益をとってくれるんですよね。
ただその反面、直近5年の中でも月間で300ドルや500ドル以上の損失(0.1ロット)が発生していることからも分かるように、リスクは高くなるので、資金に応じたロット調整が必要です。
ちなみにこのEA、ユーロ円版(Profit Capture Plan)と供にEA-BANKだけでなくGogoJungleにも出品されています。
ユーロ円版はフォワードの調子が良くないようですが、このポンド円版の方は好調に推移しています。
できるだけ長く好調を維持して欲しいところです。
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