今年も残りわずか。
ブログ読者の皆様、今年もブログを訪問いただき、ありがとうございました!
で、少し前にこちらの記事で無料EAと有料EAを選択できるEAサイト・シストレ.COMについてご紹介しましたが、そちらをチェックしていて気になるEAが登録されていたので、ご紹介したいと思います。
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関連記事無料EAが使い放題で購入も可能なEAマーケットプレイス!シストレ.COMのご紹介
少しづつ登録EAも増えてきてるようなんですが、そのEAというのは、12月24日に登録されたばかりのOpel_SD For Systre(朝スキャ)というEAです。
まずこのEAは、「(朝スキャ)」とあるように早朝にエントリーする5分足のスキャルピングEAで、3種類のロジックを採用しています。
ポジションメイクについてはナンピンやマーチンゲールは採用していません。
推奨通貨ペアが13通貨ペアあるんですが、商品ページにあるバックテストのうち、約10年以上の期間があって取引データまでの詳細を見れるのはGBPAUDのみです。
で、このバックテストの数値が非ナンピン系とは思えない凄まじい数値になってます。
説明するより見てもらった方が早いかと思うんで、スクショを貼ります。
直近約10年間のバックテスト取引数7000以上でPF(プロフィットファクター)11.17(!)、RF(リカバリーファクター)145.84(!!)、勝率92%あるのに、リスクリワードが1:1に近い数値・・・。
あらかじめ言っておくと、これナンピンでもナンピンマーチンでもないというのは先述の通りなんですが、RFが高くなり易い瞬間を掠め取るブレイクアウトロジックでもないと思います。
これまでもバックテストがかなりの好成績で、なおかつ複数通貨ペアに対応した朝スキャというのは見たことはありますが、さすがにバックテストとは言えここまでの成績のEAは見たことありません。
ロジックは朝スキャで3種類ということ以外分かりませんが、バックテストを見ると、ロットの取り方に特徴があり、「Lots」で設定された0.28以外に0.14ロットでエントリーすることもあり、おそらく0.1ロット設定なら0.05ロット、1ロット設定なら0.5ロットでエントリーということもあるんでしょうけど、状況に応じてロットを使い分けるようです。
だけどこのロット管理の仕方だからといって、それだけでこんな数値がでるはずはありませんよね?
スプレッドは50(5pips)ありますし、勿論過剰最適化の疑いもあれば、変動スプレッド使用したTDSのバックテストでどうなるのかというのもありますが、にしてもちょっと凄くないでしょうか?
で、凄まじいのはこのGBPAUDだけでなく、他の推奨通貨ペアとなっている12通貨ペアもそうで、こちらはスプレッド50(5pips)での約5年間のバッテストですが、平均のPF(プロフィットファクター)は何と15.5(!)となっています。
各通貨ペアごとのバックテストは商品ページで見れるんで、興味ある方はそちらで確認していただきたいんですが、どの通貨ペアのバックテストでも凄い成績となっています。
ほんとにナンピン使ってないのかと疑いたくなる数字ですが、ナンピンだとRFはせいぜい良くて10程度にしからないと思うので、やはりナンピンは使用していないロジックのようです。
で、こちらはフォワードテストの状況。
通常はこういうEAは過剰最適化の結果だと思って無視するんですが、まだデータが少ないながら、フォワードが上のように好発進になってるのと、直近5年程とは言え推奨通貨ペア全てのバックテストで驚愕の数値になっているということで、取り上げてみました。
ただ勿論リアルフォワードでバックテストを再現できるという保証はどこにもないですし、今後フォワードで大きくバックテストと乖離する可能性はあります。
それからシストレ.COMはEAの購入もできますが、価格は98000円!
さすがにバックテストだけでこの価格のEAを購入するのはリスクが高すぎますが、最小ロットで無料版を試してみたくはなるかもです。
とりあえずは気になるEAですので、今後フォワードの推移をフォローしていって、またそのうちレポートしようと思います。