はじめに
冒頭からすみません、前回の「変動SPバックテスト検証」で設定に間違いがありましたので、再度やり直して記事をリライトさせていただきました。
記事読まれた方、間違っててどうもすみませんでした・・。
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参考記事【変動SPバックテスト検証】THE_AUDCAD_typeB_M5_V1_EB
さて、変動SPによるバックテスト検証の2回目は、EA-BANKでも「利益ランキング」で常に上位に入っているAtlas_FX_EABANKです。
このEAは管理人ももう2年以上運用しているユーロドルのスキャルピングEAなんですが、デイトレ、スイングEA中心で回している中では貴重なスキャルピングEAの戦力です。
EA-BANKで公開されている固定スプレッド(1.5pips)でのバックテストでは、ドローダウンも非常に小さく、RFは50近い数値になっていて超優秀なんですが、果たして変動スプレッドではどういう結果になるんでしょうか。
バックテスト条件
期間 | 2003.05.05 - 2024.04.30 |
通貨ペア | EURUSD |
スプレッド | 変動スプレッド |
ヒストリカルデータ | デューカスコピー |
口座 | USD |
ロット | 0.1ロット |
TDS設定 | ※GMTオフセット+2 DST(夏時間)アメリカ |
バックテスト結果
取引回数 | 4111回 |
純益 | 12400.16ドル |
最大ドローダウン | 324.57ドル |
勝率 | 76.33% |
PF(プロフィットファクター) | 1.96 |
RF(リカバリーファクター) | 38.20 |
感想
最大1ポジですが、取引回数が約21年間で4111回以上ということで、年間約196回、月に約16回の取引がある計算です。
この豊富な取引回数を持ちつつ、ナンピンでもないのにPF1.96、最大ドローダウンはわずか324.57ドル、RFは40近い数値になりました。
このバックテストを見る限り、やはり極めて優秀なEAだと思いますね。
あと気付いたことですが、早朝の取引が多いEAだとは思ってましたが、データ上やはり日本時間の朝の取引が多いですね。
それからEA-BANKの紹介ページにも「主に買い方向でトレードするのが特徴」とあるとおり、ポジション的にはロングが76%ということで、かなり偏りのある取引傾向になっているようです。
残念ながら、今年に入ってからはドローダウンが起こってて停滞気味なんですが、この結果からも分かる通り優秀なスキャルピングEAだと思いますので、また復活してくれるのを待ちたいところです。