【気になるEAチェック】好調スイングEA！　EA_CraftTrender73／RECOBA Triple Swing M5／BlueRose GBP/JPY

このEAはドル円・ポンド円に対応したスイングEAで、公開中のドル円のみのフォワードでは2月に800pips近くを獲得して最新のEA評価ランキングで7位に入ってきています。

TPが最大700pipsと大きく設定してあり、ADX DMIでトレンド判定し、大きなトレンドが発生した場合は、最大4ポジまで増やしつつATRを利用したトレーリングストップで大きく利益を伸ばしていけるようになっているようです。

この「EA_CraftTrender」シリーズはいくつかバージョンがあるようですが、管理人が保有しているEA_CraftTrender10は2017年後半あたりから成績が下降していて、リアル口座でも使えると思って投入→マイナスをくりかえしてしまっています。

他方このEA_CraftTrender73の場合は2015年後半から2016年前半にかけてやや大きめのドローダウンが発生している以外はそれほど大きな損失もなくほぼ右肩上がりで利益更新を続けています。

ドル円のスキャルピングやデイトレのEAはたくさんあるんですが、こういうスイングタイプのEAでしかも長期間好調を維持しているというEAは少ないので貴重ですね。

3通貨ペア対応デイトレ、スイングタイプの人気上昇中のEA。

昨年9月ぐらいからデモ口座での好調が続いていてますが、公開されているリアル口座の成績もデモとの乖離も少なく好調のようです。

リアル口座の履歴を見ると、朝エントリーしたその日のうちに決済されていることが多いですが、朝スキャではなく、数時間から数日間保有し続けて利益を伸ばしてくれます。

加えて「エントリー後、思惑通りに動けば妥協せず利益を追及し、読み違えたと判断した際には出来る限り小さく損切りを行います」とあるように、撤退ロジックも備えていますので、紹介ページにあるの最大ドローダウンも3通貨ペア合計で1100pips程度（V2のQuantAnalyzer上の数値）と小さめです。

私もCSMシリーズを作るときに終日保有するタイプにするか悩んで、結局ドローダウンを抑えるのが上手くいかず諦めて朝スキャにしたんですが、朝方はトレンドの踊り場や押し目（戻り）になることも少なくないので、利益を伸ばせるのであれば保有し続けた方が有利な場合も少なくないです。

その点このEAは引き付けてからの朝エントリーで、長時間保有による損失の膨らみを上手く抑えつつ利益を伸ばせる場合はのばしてくるので、そこが好成績につながっているのではないかと思います。

このEAは当ブログでも以前紹介しているポンド円のデイトレ、スイングEAです。

昨年10月から毎月プラスが継続中で、相場にフィットしているEAの一つですね。

損小利大でポンドのボラの大きさを活かして最大TP650pipsを狙って利益を伸ばしてきますが、一昔前のEAならTPも大きいがSLも大きいとなるところ、このEAの最大SLは50pipsしかなく、しかもRECOBAと同じく内部ロジックでSL到達前に決済することが多いようです。

この損切幅の狭さと1時間足メインで（？）トレードするためか、フォワード履歴を見るとトレード回数も多く、同じデイトレ、スイングタイプのポンド円EAでもCycleTrapVolATRなんかとはまた違ったタイプのEAです。

実は私もこのEAと似たタイプの非買のスイングEAを利用していますが、個人的にはこういう小まめに損切をして仕切り直ししてくれる方がスイングEAは利用しやすいです。

ただ勝率が下がってきたときは急激にドローダウンも増加するので、稼働停止のタイミングも重要です。

その点を注意しつつ利用していけば、1ポジで比較的使いやすいEAだと思います。

ポートフォリオがスキャルばかりという方は、こういうEAを1個入れておくと、ポートフォリオも強化されるのではないでしょうか。