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利食い・損切りの動きに追従する「コペルニクス的転回」EA!コペルニクス・ベーシックUSDJPY版

なかなか面白いコンセプトの新作EAが発売されてます。

「コペルニクス」の名前が付いている通り、開発者様によると「既存の発想からの脱却をコンセプトに作り上げました」と言うことで、期待できそうです。

名称:コペルニクス・ベーシックUSDJPY版

通貨ペア:USD/JPY

時間足:M5

取引スタイル:スキャルピング

ロジック等(GogoJungleの商品紹介ページより引用):

(1)順張りでも逆張りでもない
通常、EA開発は順張りか逆張りかを決めてから始めるケースが多いのですが、このコペルニクスは、そもそもその概念がありません。よって、トレンド相場・レンジ相場共に不得意ではありません。

(2)相場が動いている時にポジションを持たない
相場が大きく動いている時には値幅が取れるからチャンスがあると言われてきました。しかし、大きく勝つ可能性があるならば、大きく負ける可能性も0ではありません。リスクが増大しているのです。現実的に、往復ビンタを喰らった経験はないでしょうか?このコペルニクスは、発想を変えて、相場が大きく動いている時にはポジションを持ちません。

(3)利食い・損切りの動きに追従する
一般的なトレードは、上がるか下がるかの可能性が高い方へポジションを持ちます。しかしながら、その予測は極めて難しいではないでしょうか。下手をするとそれはギャンブルと変わりないものになってしまいます。しかし、ここで確実に言える事があります。利益が乗ったら誰もが利食いをする、損失が膨らんだら誰もが損切りをする、です。このコペルニクスは、その確実に起こる利食い・損切りによって形成される値動きに追従します。

順張りでも逆張りでもなく「利食い・損切りの動きに追従する」ということですが、利食いの動き(例えばショートカバーとか)に追従なら逆張り、損切り連発による短期的トレンド(例えばブレイクアウトとか)に追従するなら順張りかと思うのですが、トレンドでもレンジでも不得意ではないというのはそういうことでしょうか!?

まあそれはともかく、自動売買トレーダーにとってはバックテストやフォワードの成績がより重要ですね。

約14年のバックテストを見てみると0.1ロットで最大DDが38170円と非常に小さいのが目につきます。

確かに最大ポジション片側1(両建てで2)とポジ数は少ないですが、デフォルトの最大SLは210pipsとかなり深いので、ロット次第ではドカーンの損失が怖いところですが、バックテストでは最大の負けは15910円と内部ロジックないし終末クローズで決済されており、最大SLまでは達していません。最大DDもこの小ささでいければロットも少々大きめで資金効率よく運用できそうですね。

平均の勝ちと負けは1204円と1978円で勝率は71%、PF1.53、月次での獲得pipsも約50pipsということで、最近の高性能EAの中ではとりわけ目立った成績ではないですが、決して悪くない成績です。

しかしそれよりもリスクリターン率が約23と先日ご紹介した期待のEA千紫万紅山紫水明にも負けない高い数値なのが素晴らしいです。

少し個性的なEAを入れてポートフォリオのリスク分散を図りたいという方や、長期的に安定したドル円スキャルのEAが欲しいという方には、なかなか面白いEAかもしれませんね。

コペルニクス・ベーシックUSDJPY版
コペルニクス的転回EAついに発売!

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