4IB×9ブローカーでキャッシュバックを比較
当ブログでよく読まれている記事「XMでキャッシュバックIBを比較してみた」の内容が古くなったため今回記事を更新しました。
その際当ブログでこれまで紹介してきたTariTaliやFinalCashBack以外の他のIB業者のことも気になったため、今回最新の情報を加味してIB業者を比較してみようと思います。
今回比較するIB業者はTariTali、FinalCashBack(FCB)に加え、RoyalCashBack(RCB)とMillionCashBack(MCB)の4業者です。
比較基準はいくつかあると思いますが、今回はその1回目として、上記4IBについて対応する海外ブローカーごとのキャッシュバック額(リベート率)について比較してみました。
なおここでは原則としてスタンダード口座とECN口座(または極小スプレッドの口座)のみに限定していて全ての口座を網羅しているわけではないので、他の種類の口座については各IBサイトでリベート率(キャッシュバック額)をご確認いただければと思います。
以下の表は1往復ロットを取引した場合のキャッシュバック額です。
※MCBについては現在記事が更新されておらず、口座開設も受け付けていないようですので、リンクを削除しています。情報は記事投稿時のもので、参考程度に参照ください。
ブローカー/IB | 口座の種類 | TariTali | FCB | RCB | MCB |
XM | スタンダード | 9USD | 6USD | 8USD | 8USD |
ZERO | 4.5USD | ― | 4USD | 4USD | |
TitanFX | スタンダード | 4USD | 0.32pip | 4USD | 4USD |
ブレード | 1.2USD | ― | 1.2USD | 1USD | |
Axiory | スタンダード | 4USD | 3USD | 4USD | 4USD |
ナノ | 1.6USD | 1.2USD | 1.6USD | 1.6USD | |
BigBoss | スタンダード | 0.48pips | 0.25pips | 0.48pips | ― |
プロスプレッド | 4USD | 0.25USD | 0.40pips | ― | |
Tradeview | スタンダード | 8USD | ― | 8USD | 8USD |
ECN | 2USD | 50% | 2USD | 2USD | |
HotForex | マイクロ | 0.8pips | 0.48pips | 0.68pips | 6.4USD |
ZERO SPREAD | 0.3pips | 0.18pips | 0.255pips | 2.4USD | |
GemForex | オールインワン | 0.8pips | 0.5pips | ― | ― |
ノースプレッド | 0.08pips | ― | ― | ― | |
FBS |
スタンダード | 8USD | 65% | ― | ― |
セント | 8USD | 65% | |||
ゼロスプレッド | 8USD | 65% | |||
ECN | 2.4USD | 65% | ― | ― | |
マイクロ | 12~64USD | ー | |||
FXDD | スタンダード | ― | 0.75pips | ― | ― |
プレミアム | ― | 50% | ― | ― |
※TariTaliはXMおよびHotForexについてHighRebate適用時のリベート率で記載しています。なおTariTaliについてはXMのオートリベート口座にも対応しており、HighRebateと同じリベート率となっています。
※0.1pips≒1USDです。
※「〇%」は業者からIBに支払われる報酬の〇%のキャッシュバックという意味になります。
XMとHotForexならTariTaliのHighRebateがお得!
こうして比較すると、TariTaliとRCB、MCBではTitanFX、Axiory、Tradeviewについてはほぼ同等のキャッシュバック額となっています。
ただ日本で人気ナンバーワンの海外FXブローカーであるXM、ボーナス制度が充実しているHotForexについては、やはりTariTaliの場合はHighRebateを利用することで他のIBよりも高額のキャッシュバックとなっていて有利です。
なのでこの二社で海外FX口座の開設を考えている方や、他のIBからの乗り換えを検討されている方は、TariTaliのHighRebate経由での口座開設がおすすめです。
⇒TariTaliのHighRebate口座についての詳細はこちら
RCBなら5業者で通常のキャッシュバック以外にプラス1万円が貰える!
ただしRCBについてはXM、TitanFX、Axiory、TradeView、MyfxMarketsの5業者について、新規の会員登録者+口座開設+10ロット(100万通貨)以上の取引の条件で、通常のキャッシュバック以外に10000円を貰えるキャンペーンを実施中です。
ですので、RCBに未登録の方で上記5社の口座開設を検討中の方のうち、10ロット以上の取引を確実に達成できるという場合は、この機会にRCB経由で口座開設されるとお得です。
FCBはFXDDやFBSでもキャッシュバック口座がつくれる!
TariTali、RCB、MCBについては業者の選定基準も厳しめで取り扱い業者が比較的少数なのに対し、FCBについてはキャッシュバック額は他の3IBより低めですが、取り扱い業者数が多いのが特徴です。
中でも当ブログでも以前紹介したレバレッジ3000倍のFBS、老舗業者でしばしば出金OKのボーナスキャンペーンを実施しているFXDDについてキャッシュバック口座が開設できるのは貴重です。
また数多くのEAが利用可能なGemForexについてはTariTaliとFCB、極小スプレッドで手数料も安いFXopenについてはMCBとFCBでキャッシュバック口座の開設が可能です。
キャッシュバック口座を作る場合は、以上のようにIBごとに取り扱いのあるなし、キャッシュバックの有利不利がありますので、事前に十分比較検討することが重要です。
まとめ
今回はキャッシュバック額のみでIBを比較しましたが、TariTali、RCB、MCBについてはAxiory、TitanFX、Tradeviewについてキャッシュバック額がほぼ同額だということがわかりました。
ただしXMとHotForexについては長期的にはHighRebateを利用できるTariTaliが有利です。
またXM、AxioryやTitanFXなどの業者については通常のキャッシュバックとは別に条件次第で1万円を貰えますので、短期的にはRCBを利用する方が有利な場合もあります。
FCBについては他の3IBよりもキャッシュバックが劣りますが、FBSやFXDD、その他ニッチな業者等で口座開設を検討中の方には利用価値があります。
さらにFCB以外でもGemForexについてはTariTali経由で、FXopenについてはMCB経由でキャッシュバック口座の開設ができます。
ですので、当然ながらキャッシュバック額という観点からは口座開設を希望するブローカーごとにIBを使い分け、キャッシュバックの大きいIBを選ぶのが有利です。
ただしIBを利用する場合は他に出金条件等についても確認しておく必要があります。
次回はそうした点について比較検討してみたいと思います。
⇒TariTaliの公式サイトはこちら
⇒HighRebateの詳細はこちら
※FinalCashBackへのリンクを一時制限しています。